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なぜ内気な子になるか ● 内向型と外向型 @ スイスの精神医学者ユンタは社交的で他人に関心を向けるタイプを外向型、孤独で非社交的なタイプを内向型とよんでいる。両方とも、ある程度生まれつきのもので、極端でない限りどちらがよいともいえない。 A しかし、ひどく外交的であると、人の暗示に左右されやすい。また、ひどく内向的であると、独りよがりの考えにとらわれやすく、自己防衛が強いため、現実生活に適応できない。
● 感情が内向した内気 感情が内向し、うっ積して内気になっている子どもがいる。外向型の子なら、乱暴を働くなど、感情をすぐ表に出すが、内気の子は、自分の殻に閉じこもってしまう。このため、親や教師が気がつかず放置していることが多い。 ● 親が子どもの内気に拍車をかける @ 子どもはある程度、性格的に個人差を持って生まれてくる。その子の生まれつき内気な性格を、親がかわいそうに思って、かかりきりで甘やかしてしまう。すると、子どもの依頼心は本人の気づかないうちに強くなり、いっそう内気になる。 A 逆に、子どもの内気を心配するあまり、無理に人前に出させようとすると、子どもは自分の能力以上のことを強要されるため、よけい引っ込み思案になる。 B どちらも、生まれつき内気な子どもをさらに内気な性格にさせている。 ● 劣等感が強い いっぱんに、知能や体力が劣っている子どもは、人前に出ると引け目を感じやすい。このため、できるだけ無難な道を選ぼうとして引っ込み思案になってしまう。 また、親が子どもの能力に期待をかけすぎたり、他の子どもと比較して非難したりすると、子どもは自分の能力をいよいよ過小評価して、劣等感を強め、内気になる。 ● 経験が足りない @ 生活経験の幅がせまい子どもは、新しい場面に出会うたびに、どうしたらよいか見当がつかない。辺地の子どもが都会に出てきたとき、戸惑うのはこのためである。 A ふだんから、親が世話を焼きすぎると、自分で物事を処理する経験が少なく、人に頼るようになる。そして、すべて人任せで人のうしろについて歩くというような、自信のない消極的な態度しかとれなくなる。
小学校4〜5年生ころには、大勢友だちがあり、外交的だった子が、思春期になって急に内気になることがある。 これは、青年期になって生理的な変化(とくに性的な)や環境の変化などから、自我を発見して自己評価が強くなるためである。 この年代は、感受性も強く、理想と現実のギャップに感じやすく、わずかなことにもこだわったり、考え込んだりして、閉鎖的・排他的になる。 ● 過保護にならないように 大事を取って、おとながいつもそばにつきっきりでは、子どもの社会性は育たない。 ● 自信を持たせる 経験の積み重ねがあれば、新しい事態にぶつかっても、どうすればよいか見当がつく。同じ経験でなくても、似通った経験があれば参考になる。 実際に自分の力でいろいろなことをやってみることによって、子どもの経験も広がっていく。 経験の幅が広まると自信ができてくるので、すすんでことにぶつかる気力が生まれる。 ● できないことを強制しない 子どもを無理に友だちの仲間に入れようとしたり、人前で無理に歌を歌わせようとしても成功しない。子どもは自分の出来ないことを強制されると精神的な負担が大きくなり、引っ込み思案になる。先を急がず、徐々に子どもの能力に合わせて導く。
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