子供の性格 残酷性

子供の性格と情緒:残酷性-残酷性とは
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子供 性格 残酷性とは



 攻撃性の強い子

 幼児は、自分の要求が満たされないと、怒りの気持ちをむき出しに表現する。ときには噛みついたり、ひっかいたりするような原始的な形で怒りをあらわす。

 幼児期に見られる攻撃性は、ほかに自己防衛の仕方を知らないためで、むしろ自然な姿といえよう。
さらに学童期になり、生活の場が広がると、別の要素が加わってくる。

 学童期は好奇心の強い時期であり、容赦なく植物をちぎったり、昆虫の羽をむしったりする。知的好奇心の表れとしての攻撃性である。
 
 自己防衛や好奇心を持っている時に、それを表さず、じっと我慢してあきらめている子供より、攻撃的になれるほうがよいともいえよう。

 社会の決まりや親の説得が分かる年齢になっても、やはり粗暴で残酷な行動が多い場合には、その原因を確かめる必要がある。どんな機会にどんな理由でそのような行動に出るのかを見守ることが大切である。

 エネルギーをもてあまして

 体も大きく、力もあって、エネルギーをもてあましている子供は、じっとしていることが辛い。アメリカの心理学者シェルドンは、エネルギーをもてあます子を、中胚葉型といい、神経系統の発達している子(外胚葉型)、消化器系統の発達している子(内胚葉型)に比べ、筋力の発達がいちじるしく、精力的で自己主張が強いといっている。

 このような子供は、ふつうの子供以上に絶えず活動していないと気持ちがイライラしてくる。自分の考えと周りの期待との間に食い違いが大きいと、つい攻撃的になり、余ったエネルギーの使い道として残酷な行動をとる場合がある。

 わがままに育てられて

 いつも自分の思うようになってきた子供は、欲望を押さえる習慣が出来ていないために手段を選ばず欲求を満たそうとする。このため、攻撃的なこと、残酷な事までかまわずに実行に移す。

 親は手に負えなくなって、仕方なく子供の要求を入れてしまう。従って、子供は攻撃的な行動をすれば有利だと思い込んでしまう。

 躾が厳しすぎて

 躾が厳しすぎると、反抗したり逆に依存的になったりする。反抗的になった場合には、親はなおさらやかましく注意をしたり、厳しく罰したりするようになる。

 その結果、子供は不満を持つようになり、不満がほかの面に向けられて弱い者いじめや、残酷な行動となって表れる。

 アメリカの心理学者シアーズの研究によると、母親が子供を厳しく罰したりすると、男の子より、女の子のほうが母親の厳しい態度を真似て、厳しさや攻撃性を表しやすいといわれている。
 
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 この研究では、父親については述べていないが、もし父親が粗暴であれば、男の子はそれを真似しやすいとも考えられる。

 欲求不満がたかまって

 親や先生から叱られ、兄弟、友だちからバカにされたりいじめられる。自分を助けてくれる人は誰もいない。これがたびたび重なると、欲求不満が積もり積もって、ふいに爆発する。ふだんでは考え付かないような残酷な行動に走ってうっぷん晴らしをするケースである。

 原因をよく確かめる

 なぜ残酷性が強いのか、原因をはっきりつかむことが根本的な対策。しかし、原因が分かっても、それだけでは解決されない。親が、次のような方法で、まず積極的にその場面の解決に力を貸してやることが先決である。

 危険な場面を取りのぞく

 「いけません」と言葉でたしなめる。
 場合によっては、子供の手をつかむなりして、その場の危険を直ちに解消させる手段をとる。

 さりげない態度で

 子供が残酷な行動をとっている場面にぶつかったとき、親自身が興奮したり深刻になると逆効果を生む。
 子供の興奮、いら立ちを押さえるのには、さりげないおおらかな態度で接するのがよい。

 欲求不満を取りのぞいてやる

 気に入らない原因を確かめる。
 子供の不満の原因になっているしこり(宿題ができなくて困っているなど)をほぐしてやり、具体的に欲求不満の状態を取りのぞいてやるようにつとめる。

 よく訳を説明してやる


 子供が落ち着きを取り戻したところで、子供の行動に理解を示してやりながら、世の中では、なんでも自分のやりたい事をする(快楽原則)わけにはいかないこと、やってはいけないこともある(現実原則)ことを説明してやる。

 安心感を与える

 ふだんから、子供に温かく接してやり、両親はいつも自分を理解してくれているという安心感を、子供に持たせることが大切である。
 
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