子供の性格 ひねくれ

子供の性格と情緒:ひねくれ-ひねくれの心理
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子供 ひねくれの心理



 ひねくれた子

 子供のひねくれは、ふだん意識していないが、心に鬱積している不満に火がついた時には激しくあらわれる。親の愛情が満たされていない子は、何かのきっかけがあると、急に「どうせ私なんか…」といった言葉を口走る。

 親の話をそばで耳にはさみ、「ボクの悪口を言っていたのだろう」と早合点をする。親から物をもらっても、兄弟と比べて「私には一番悪いところをくれた」など、被害妄想めいたことを言ったりする。
 
 このような子は、物事を否定的に解釈しがちである。協調性がなく自分勝手で、しかも親に依存しようとする退嬰的(たいえいてき)な性格を持っている。

 攻撃性が強い

 こうありたいとか、こうして欲しいという要求が長い期間満たされないとひねくれる。不満の原因を自分の能力、態度などのせいにしようとはせず、親などのせいにして攻撃しようとする。

 被虐的なポーズをとる

 「どうせ私なんか…」というポーズをとっているのは、本当は自分の要求通りになってくれない相手を攻撃したいのである。しかし、攻撃することは直接には許されないので、逆に自分を否定する被虐的なポーズを取ろうとする。

 また、あまりかまってもらえないと、自分はまったく無視されているというように強調して見せる。

 ひねくれは甘え方の変形

 被虐的なポーズは、親をして、無理やりに同情者としての立場をとらせようとする狙いを持っている。同情から、親が自分に愛情を持つようになることを期待している訳である。

 本質的には攻撃を目的としているから、知能の発達していない幼児ほど憎しみを表す。見かたを少し変えれば、ひねくれは攻撃性を含んだ、わがままな甘え方の変形とも見られる。

 親の愛情への不満による場合

 子供ははっきりとは親に不満を感じていないが、慢性的な愛情の欠乏感を抱いている。例えば、ほかの兄弟より良いものを求めたがったり、他人との差別に対して敏感になっているのである。

 親の愛情は情緒を安定させ、積極的な活動力を芽生えさせる。しかし、愛情が欠乏していると、情緒の不安定から被虐や逃避が表れる。

 劣等感による場合

 親がしばしばおかしやすい誤りは、子供の欠点ばかりを指摘し、長所を認めてやらない事である。長所を認めないので、子供は自分には良いところがないと思い、劣等感を持つようになる。
 
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 幼児期の後半(3〜6歳)ともなれば、親の叱ることに表面は反抗しても、心の底では、自分をとがめているものである。

 子供の自責の気持ちが強くなっていくと、その劣等感を回復するために、他人の勢力を弱めようとして、何事によらず攻撃するようになってしまう。

 子供の目的が高すぎる場合

 親に期待をかけられ過ぎたり、自分自身の能力を実際より高く考えすぎている子供も、時にはひねくれて見せることがある。

 自分の能力以上の目的を持つので失敗することも多く「劣等感」と同じように、攻撃の内向した被虐的ポーズをとったりする。

 子供のひねくれに巻き込まれない

 ひねくれは、根本的には親の愛情への訴えであるから、表面の攻撃に反応し過ぎてはいけない。ひねくれは、好ましい態度ではないので、そのことを冷静に説明する必要がある。

 子供のとらわれている見方や考え方とは別の見方や考え方を示して、物事を好意的に解釈する習慣を身につけさせるように指導したい。

 子供への愛情を反省してみる

 共稼ぎで、愛情が不足する場合や、特定の子ばかりをかわいがりすぎている場合には、ひねくれを誘発しやすい。母親は子供に対する自分の態度を反省してみたい。

 夫への不満が子供に反映していないかどうか、自分の仕事への不満はないかなど、自分以外の他との関係にも気をつけ、このような不満が、間接的に子供にむけられないように、自分の感情を整理しなければならない。

 長所をほめてやる

 欠点を注意する場合にも、長所をあげて、決して一方的な叱り方をしないようにしたい。

 劣等感を解消するためには、根気よく子供の長所を認めて褒めてやり、投げやりな言い方をしたり、励ますつもりであまりにも厳し言い方をしたりしないように十分に気をつけなければならない。

 完成できる目標を与える

 自分の力が足りないと思い込んでいる子供には、勉強をさせるにも、仕事を与えるにも、子供の力でこなせる目標を選ぶように指導し、それを完全に成し遂げる喜びを味わわせる。
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