子供の性格 嫉妬心

子供の性格と情緒:嫉妬心
嫉妬心を解剖する
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子供 やきもち 嫉妬



 幼児の嫉妬

 赤ちゃんが生まれたために、今までは素直で聞き分けのよかった子供が急に反抗的になったり、寝ている赤ちゃんをぶったり、いじめたりするようになるのは、子供を育てたことのある人なら誰でも経験すること。

 やきもちとか、嫉妬とか言われる感情は1歳半くらいの幼児からみられ、母親が赤ちゃんの世話ばかりしていると、直接赤ちゃんを攻撃する以外に、食事をしなくなったり、夜尿をはじめたり、便所にはいったまま出てこなくなったりすることもある。

 
 このように嫉妬という感情はかなり幼いころから発生するが、表現のしかたは発達とともに変わってくる。

 嫉妬という感情

 嫉妬という感情は、心理学では他人の優位によって圧迫される感情、または、自分の持つ物を奪われる恐れと言える。具体的には愛情の対象、特定の人物との関係、物品または地位などを維持したり、獲得しようとする気持ちを妨害されたときに起こる。

 幼児の場合、母親の理解、愛情、保護が奪われ、または失われたと感じたときに、それを奪った人や奪う原因となったものに対する憎しみの感情である。

 兄に新しいノートを買ってやり、妹にはお菓子をたくさんやったという事は、自分に対する理解、愛情、保護がないからだと感じる。

 嫉妬心とうらやむことの違い

 嫉妬に似た感情にうらやましがるという感情がある。うらやむというのは、他人の優位を認め、その状態になれない自分をやや悲観的にかえり見るという気持ちである。

 嫉妬をするという場合は、他人の優位を認めたうえで、それを積極的に排除し、蹴落としてやろうというような激しい感情である。

 うらやむという感情が静的な面とすれば、嫉妬は動的な面である。

 嫉妬は誰にもある感情

 このように嫉妬は、自分と他人との隔たりを感じることによって生じる感情であるから、自分という意識を持たない精神薄弱児などを除いて、正常な人なら、だれでも感じる感情である。

 よその子どもが自分の母親のひざに座り、母親がその子供を可愛がって見せても、なんの反応もないような子供は、むしろ感情の発達に問題のある子供であると考えられる。

 相手を非難し自分を慰める感情
 
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 成長するにつれて嫉妬心をそのままの形で表すことは、悪いこと、望ましくないことと感じられるようになる。

 従って、嫉妬の表現も身体的な攻撃のように、直接的な手段ではなく、抑圧され、変形された間接的な方法で表わされるようになる。ケチをつける、冷笑する、悪口をいう、中傷をするというのが、その例である。

 ときには、相手に地位を奪われてしまった自分を悲劇の英雄のように感じたり、犠牲者のように思いこんで、自分を慰めることもある。

 優越感が強い

 特に嫉妬深いといわれる人は、他人に比べて自分がいつもすぐれていたい、中心でありたいという気持ちが強いのが特徴である。こういう気持ちの強い人は、いわゆるヒステリー性性格の人に多い。

 欲求不満をのぞいてやる

 嫉妬そのものはきわめてふつうの現象であるが、その程度がひどくなると、母親の見ていないときに赤ちゃんに怪我をさせたりすることもある。

 嫉妬はやはり、フラストレーションの状態であるから、それを取り除いてやることが出来ればそれに越したことはない。

 例えば、赤ちゃんに乳を与えるときは、年長の子供もそばに置き、お菓子をやったり、その子供が赤ちゃんであった頃のことをあれこれと話してやると、年長の子供の嫉妬心はかなり軽減されるであろう。

 励ましてやる

 もっと年齢の上の子供には、自分で努力もしないで、他人の事をあれこれというより、自分が嫉妬している人以上になるようにと励ますことも一法である。

 公平な偏愛を

 嫉妬の場合に限らず、親が子供を偏愛するのはよくないとされているが、公平な偏愛は別の意味で必要である。

 つまり3人の子供がいたら、第一日曜はAを中心に考える日、第二日曜はBのことを主にする日というようにして、その日あるいはその時間だけは特定の子供を中心にし、その事を他の子供に納得のいくように話しておけば、子供たちは自分が親から愛されている事をよく了解して、嫉妬心のために無駄なエネルギーを使わないですむ。

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