子供の性格 だらしない

子供の性格と情緒:だらしない
なぜだらしない性格になるか
Top > 性格と情緒 > だらしない

子供 だらしない性格



 だらしない子

 だらしなさに一貫して流れる気分は惰性で、ものぐさで、なんとなくすっきりしない一種の不潔感である。だらしなさは、子供の生活のいろいろな面にあらわれる。

 生活空間に見られるだらしなさ
 着物は着たなりで垢だらけ、靴はドロドロ、ボタンは外れ、シャツは裏返し、自室は布団を敷きっぱなし、衣服は散乱し、本箱、押し入れは乱れ放題。掃除は幾日もせず、しても見えるところだけを申しわけ的に掃く程度である。

 
 生活時間のだらしなさ
 夜更かし、朝寝坊、学校へは朝食もとらずに飛んでいく。遅刻が多い。下校時間も一定しない。約束の時間を守らず、スケジュールは立てても、その時まかせである。

 経済面でのだらしなさ
 お金を持たせれば、無駄な物をどしどし買う。浪費癖がついており、何に使ったのか自分でも分からない。友人からの借金をなかなか返さない。予算にしたがってお金を使うなどは不可能である。

 言動のだらしなさ
 ご飯や汁などをこぼしながら食べる。学校の行き帰りには、道の端から端にジグザグに歩き、のろのろしている。口をあけてテレビを見ている。言葉がはっきりしないで煮え切らず、態度がいわゆる「ぐず」である。

 だらしのない子には形式美がない

 さっぱりした着物、きちんとした支度。整理された掃除のゆきとどいた部屋。時間を守る習慣。スケジュールにしたがって仕事を運ぶ生活態度。お金の使い道をゆるがせにしない。きちんとした食生活。はきはきした言動、生き生きした活発な歩行。

 こういう形式を生活の基準とした時、始めて「だらしない」という言葉が生まれてくる。だらしのない子には、この形式美がまったく失われてしまっている。

 親がだらしがないと

 親自身だらしがないと、子供のだらしなさに気づかない。従って、子供はますますだらしなくなる。皮肉なことに、子供のほうが友だちの様子や友だちの家での経験から、自分や自分の親のだらしなさに気づき、きちんとする場合もある。

 だらしなさは生活の浪費である

 生活の形式がはっきりと立つことによって、複雑な生活の中でおこるエネルギーの浪費、時間やお金の無駄遣い、親子兄弟の衝突などを最小限に食い止めることができる。

 それだけロスが少なくなるので、余分のエネルギーや時間やお金を、子供の他の生活面により多く生かして使うことができる。だらしなさは生活の浪費であり、その意味で一種のぜいたく病である。

 よい習慣は幼児期に
 
子育てママの化粧品

 生活の形式が出来上がる幼児期までに、きちんとした習慣を躾けることが何より大切である。

 よい習慣を身につけさせるには、次の項目を実行させる。

 着物を自分できる。
 食卓のものを片付ける。
 自分の物と他人の物を区別する。
 公共の物を大切にする。
 寝る時間、食事時間を守る。
 約束をきちんと守る。

 まず親自身が実行を

 子供にだけ正しい習慣を要求しても、親自身がだらしない生活を続けていたのでは意味がない。子供は親を批判的に見るようになり、口先だけの親だと思い込み、言うことを聞かなくなる。

 親が進んでよい生活習慣を作り上げて子供を導いていくことが大切。

 形式を守る基準は明快に

 まず、はっきりとした基準を作っておき、それに沿って実行させるようにするとよい。
 親が完全性を要求して、あれこれ細かいことに干渉し、わずらわしく指示するのはよくない。口で言うことはそのつど少しづつ違うから、子供は何を基準にしてよいか分からなくなり、自分で自分の生活形式を体得できなくなってしまう。

 もう手遅れと諦めないで

 学童後期、青年期なってから、幼児期の躾の失敗をとやかくいっても意味がない。もう手遅れだと投げてしまわずに、次のような方法を積極的にとってみるとよい。

 進んで良い生活形式を学びとらせ、自発的に体得する環境に置くか、否応なしに守らなければならない立場に立たせてみる。例えば、夏休みに臨海、林間学校にやって共同生活をさせたり、親類の家に一人で行かせて泊まらせてみる。

 模範的な生活態度を持ち、立派な業績をあげた偉人の話をしたり、その人の伝記を読ませる。

 子供のだらしない点を指摘し、さっそく改める約束をさせて、厳重に実行させる。

 専門家に相談する

 子供のだらしなさが他人に不快感を与え、迷惑を及ぼす事もある。その程度がひどく、手に負えないときは、教育相談の専門家に相談するのも一つの方法である。

子育てママの化粧品

 



Copyright (C)  子育て応援事典 All Rights Reserved