子供の性格 潔癖性

子供の性格と情緒:潔癖性
潔癖性の功罪
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子供 規則正しい生活態度



 潔癖性の子

 どんなことがあっても、夕食後正確に1時間勉強する。それ以上はしないし、それ以下でやめることもない。この程度なら、規則正しい生活態度を褒めてやってもよい。

 しかし、これが徹底し過ぎる子供は、他人から見れば意味のない事にも妙にこだわる傾向がある。例えば、次のようなことである。


 答があっているのに、同じ計算問題を何度も繰り返して先に進もうとしない。
 試験で答案はきれいに書けといわれると、丁寧すぎる楷書で書き、時間がなくなって出来なくなる。
 
 潔癖性は、一般に美徳とされているが、子供にこのような傾向が強くなると困った性格になる。

 融通性がない

 潔癖性が強くなると、生活方式にも融通性がなく、しゃくし定規の中に自分を自分を押し込んでいく。

 人に接するにも、完全にその人に傾倒するか、拒否するという極端な態度をとりがちになったりする。

 神経質な性格

 潔癖性は、非常に神経質な性格の子供に見られる。こんな子は、おとなしく、勉強もよく出来るのに友だちが少ないことが多い。

 何かする場合に、いい加減でやめられない、きちんとした性格であるが、いったんこうと思い込むと他人の意見を受け付けない。

 また、完全なものを求める気持ちが強すぎるので、不安感に付きまとわれ、かえって自分の実力を出し切れないことがある。

 親が潔癖すぎるとき

 潔癖な親は、子供を潔癖にしつけてしまいがちである。潔癖性は、社会的に好ましい生活態度や習慣である場合が多い。そのために、親は自信を持って自分の経験に子供を従わせようとする。

 性質というものは、遺伝的な素質を受け継ぐだけではない。神経質な育て方をされた子は、いっそう神経質になっていく。こうして、ますます親子が似たものになってしまう。

 親が同じように躾けても、子供の気質に違いがある場合には、他のものを困らせるほどの潔癖性にはならない。寝る前に1時間勉強するということくらいは身につけるとしても、そのためにはいかなる例外も許せないというような性格の片寄りは生じない。また、学校の帰り道に電柱に一つ一つ触らないと気がすまないような事も起こらない。

 思春期の特徴として
 
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 思春期には、心身の不安や動揺のため、一つの規律に自分を縛り付けて不安から逃れようとする。このため潔癖性になることがある。

 ことに家庭がだらしのない場合、あるいは両親が頼りにならないと、反抗心や自分を守ろうとする気持ちから、他人が干渉できないような生活規則を自分で作ってしまう。

 卑猥な言動を極端に嫌ったり、幼い頃から性的なものをさげすむように躾けられた子は、自分の身体的成熟が不安であり、ときには、自分の成熟を嫌悪するようになる。

 こういう子は、自分の身体的成熟を示すものや、異性との関係などに極度に潔癖となり、それが異性との関係をこばむような形で表れることもある。

 しかし、ときにはそれが清らかなプラトニック・ラブとして表れることもある。その場合には、男と女という肉体的な宿命を超越しようとする積極的な態度と、性的なものに目をそむけようとする消極的な態度とが、きわめて微妙に絡み合う。

 目的を持った潔癖

 尊敬する人の伝記に影響されたり、優秀な友だちを真似たり、あるいは、自発的に特定の目的を達成するために生活態度を変えたりすることが、性格的な潔癖として見えることもある。

 このように、本人の積極的な意志による潔癖な行動は、一般に社会的価値につながるものであり、子供の成長の重要な手がかりである。

 そのような「潔癖」には不安感などもなく、みょうな儀式めいた窮屈さも感じられない。

 おおらかな気持ちを育てる

 潔癖ということは、本人がそれに苦痛を覚えたり、社会的に好ましくない儀式化した習慣などでない限り、とくに問題にする必要はない。

 潔癖な人は、良心に厳しく従うし、嘘をつかないという美点を持ち合せていることが多い。

 ただし、一般に神経質であり小心であるから、おおらかな気持ちに導いてやるようにしたいものである。

 スポーツなどをすすめる

 潔癖性の子は、一般に自分の中に閉じこもりがちである。スポーツは子供の気分をさわやかにし外向的にする。

 ことに、サッカーや野球のような団体競技の一員として活動させることが望ましい。

 医師に相談する

 暇さえあれば手を洗っているような、極端な潔癖性の場合、ほかに種々の悩みを持つことがあるので、医師に相談する必要がある。

 
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