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子供の性格と情緒:利己的
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子供 自分勝手 利己的



 なぜ利己的な子になるか

 利己的な子

 利己的な子供とは、自分の事しか考えず、自分勝手に振る舞い、他人の事は少しも考えようとしない思いやりのない子をいう。

 利己的という言葉は、幼児期にはあまり使われず、学童期から青年期へと大きくなって、問題にされることが多い。しかし、幼児に利己的な子供がいないのではなく、むしろ、利己的な行動は幼児全般に見られる特徴といえる。
 
 しかし、幼児の場合、利己的な行動から迷惑を受けるのは、親や家族、年長のものが主なので、子供のわがままとして見過ごされてしまうことが多い。

 学童期から青年期になると、子供の利己的な考えや行動は、多くの友だちに迷惑をかける。そのため子供のわがままとして見逃せなくなり「ゆがんだ性格」として問題にされる。

 しかし、子供の利己的性格は、学童期や青年期に限られた問題ではなく、その原因が、幼児期にあることを忘れてはならない。

 社会的な不適合から

 集団生活を送る場合には、自分の要求を主張する必要もあるが、同時に、他人の要望にもこたえなければならない。これが、集団社会の決まりである。

 自己主張の実現と、他人の主張の受け入れ方が、バランスを保っている状態を「社会的な適応」という。
 
 自分の欲求の実現ばかりを考えて、他人の要望や社会の決まりに、何一つ関心を示さない状態を利己的といい、一つの「社会的不適応」といえよう。

 非社会的である

 「利己的」に近い言葉に、自己中心的という言葉がある。
 幼児は、自分自身のこと、ごく身近なことしか理解できない。また、自分の立場からしか、物事を見ることができない。このため、幼児は非社会的な存在ともいえる。

 反対に、相手の立場を考えて行動できる場合を「共感的態度」という。この態度が欠けているものが、利己的だともいえる。

 母親の勝手な期待と要求から

 子供が最初に持つ対人関係、つまり母と子の結びつきが、重要な役割を持っている。
 母親が幼児に対して、一方的な期待や要求を持ったり、愛玩物のように扱うのはよくない。幼児なりの個性、主体性を無視することになるからである。
 
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 親が子供に対して共感的な態度で接すると、親の態度を深く印象付けられた子供は、共感性をそこから学び取っていく。

 親の溺愛から

 家庭で要求が何でも受け入れられ、周りから甘やかされて育ってきた子供は、自分に都合のよい扱いに慣れ、それが当たり前のように思いこむ。

 このような子供は、家庭の外に出ても、自分の要求を主張し、それを押し通そうとする。家族の間では許されてきた利己的な行動が、友だちとの生活では受け入れられず、反感を持たれてしまう。

 ぶつかり合いの機会を与える

 家庭の外に出て、友だちとの生活に入ると、子供は、自分の要求の他に、他人の要求があることを知る。また、自分と友だちの要求がぶつかり合う経験を持つ。

 例えば、喧嘩というのは、自他の衝突場面であるが、これにどう対処し、処理していくかによって、利己的であるか、そうでないかが分かる。

 この場合、友だちのぶつかり合いの中で、自分の要求だけを押し通しては、いけないことだと知るようになる。

 また、一方的に相手の言いなりにはならないで、自分と他人の要求を調整しながら、不満のない解決のしかたを学ぶ。

 この意味で、子供のぶつかり合いは、共感性を養ういい機会である。この機会が少なかったり、機会はあっても、周りの大人の無関心から、有効に生かされなかった場合には、子供の利己的な性格はいつまでたっても直らない。

 子供同士の生活に入れてやる

 子供を、出来るだけ友だち同士の生活に入れてやる。その中で、自分中心では、友だちと仲良く遊ぶことができないことを実際に学びとらせる。

 理屈だけで教えようとしても無駄

 もう大きくなったからといって、理屈で、利己的行動のよくないことを納得させようとしても無駄である。理屈では飲み込んでも、行動を改めるのは難しい。

 集団生活の中で、自分だけの要求を通らす事が不可能なことを、体験的に知らせることである。

 グループ活動に参加させる

 友だちとの討論によって、子供は他人の意見や要求に耳を傾ける。そして自己中心的な意見は、友だちに認められないことを悟る。

 友だちの利己的な考えや行動が、自分にとってどんなに迷惑なことかも、グループ活動を通して身にしみて理解するようになる。

 
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