子供の情緒 独立心

子供の性格と情緒:独立心
独立心の理解と指導
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子供 独立心 第2反抗期



 青年期は自我意識の高まる時期

 青年期は自我発見の時期、第2反抗期、否定期、心理的離乳期などと言われ、自我意識の高まる時期である。新しい自我に目覚め、全ての物事を自分の意志で決定したいと思う気持ちが強く働き、自由と独立を求めるようになる。

 身体的性的に急速に変化する

 児童期には、安定した成長をとげてきた身体的な発育は、青年期になると急速に成熟してくる。青年は、この急速な肉体的変化に目覚め、自分自身を強く意識する。
 
 身長、体重などの量的な増加とともに、成熟の時期も早くなってきている。これは戦後になって、世界各地で見られる現象で、発達加速現象とよばれている。

 目を自分自身の世界に向ける

 児童の関心は、もっぱら外界に向けられ、外界の様子を知ることに集中していたのに対して、青年期では、身体的変化、生理的成熟をきっかけに自分というものの存在に気づき、自分自身の内面的世界を発見するようになる。

 青年たちは、自分を深く反省することにより自分というものを掘り下げて見つめ、自分がこの世に存在している意味を突き止めようとする。ある時は自分を否定し、あるときは自分を肯定しながら、自分と他との関係を意識するようになる。

 このような経験を繰り返しながら、新しい自我に目覚め、しだいに自分への信頼を深めるようになる。

 親に対して自立的態度をとる

 子供の親に対する態度は、幼児期、児童期の依存的態度から、しだいに親から離れ、自立的態度を示すようになる。さらに年齢が増えるにしたがって、親というものを認め、親に妥協的態度をとるようになる。

 中学生、高校生の頃は、親に相談したりせずに何ごとも自主的・自律的態度を示しがちである。「進学の問題」にしろ、「友人の選択」にしろ、「読書の選択」にしろ、今までは親の判断に従っていたものを、しだいに自分自身の判断で決定したいと思うようになる。

 自信が強くなるほど親に反抗する

 青年たちの自由、独立への要求は、まず家族、特に父母からの独立に始まる。青年たちが自分自身の力を信じるようになればなるほど、一方では親に対して、批判的・反抗的にならざるを得ない。

 青年期における自由・独立への要求は、親にとってはこのうえもなく辛く、寂しいものである。子供が自分から離れていく寂しさと、子供が独り立ち出来ないのではないかという心配とが重なって、親はとかく子供の自由、独立への要求を押さえがちになる。それに対して、子供は不満を抱き、反抗的な態度を示すようになる。
 
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 親は、離れようとする子供を引き戻すのではなく、一人で立とうとする子供を信頼を持って見送ることが必要である。

 自由に話し合える雰囲気を

 自由・独立の要求を持った青年に対しては、まず家庭内の雰囲気が民主的で、何でも話し合える家庭であることが必要である。

 子供たちは、何ごとも自分で判断したくなるのであるが、相談者としての両親まで否定しているのではない。

 実際に青年たちは、自分の将来の問題とか、恋愛・結婚の問題とか、人生観の問題などについては生活上の先輩、相談相手としての両親を欲しがっている。

 家庭の仕事を分担させる

 児童期の子供たちには、できるだけ家庭内での仕事を分担させることが必要である。これは庭の掃除でも台所の手伝いでも、子守りでも、買い物でもよい。彼らに適した仕事を与えて責任を持たせ、最後までやらせることが必要である。

 ある場合には、家族旅行の計画を全て子供にまかせることもよい。子供の立てた計画にしたがって家族全員が旅行を行ない、その計画の良否を検討すれば、子供たちの家庭内での自覚も深まり、自由・独立への傾向を助長することができる。

 下宿生活も自我の発見を促す

 青年たちの家庭に関する悩みを見ると、「自分一人の部屋が欲しい」といった要求が多く見られる。

 これは自分一人だけ部屋に閉じこもり、自分の内面的な世界に浸っていたいという要求を示すものである。

 こうした生活を通して、青年たちは自分の思い出を日記に記し、自分の生活を反省し、しだいに自分の内面的世界を発見するようになる。

 このような自我の発見のためには、下宿生活などもおおいに良い。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがあるが、自分を発見し、自由・独立への要求を伸ばすためには味わうべきである。

 団体生活には暖かい目で

 青年たちは、高校・大学時代に、旅行、スキー、登山といった共同団体生活、サークル活動を通して、社会的適応の技術を学ぶ。青年同士の行動には、できるだけ暖かい目を持って迎えてやり行動の自由を認め、自主的判断を促進させるべきである。

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