子供の情緒 責任感

子供の性格と情緒:責任感
責任感を育てるには
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子供 責任感を育てる



 責任感の強い子

 責任感の強い子は、いったん約束をするとその約束を破ろうとしない。しかし、内外の条件によって約束が破れると、心に負担を感じ自分の納得のいく形でその約束を果たそうとする。

 責任感の強い子は、自分で何をしたらよいかをまず考え、自分の役割をはっきりつかむまでは行動にうつろうとしない。いったん行動をはじめれば、自分の役割をどこまでもとり続けようとする。
 
 周りからは、自分のことだけを考えて振る舞っていると見られることもある。しかし、自分で責任をもてる範囲のこと以外には自分の力を及ぼそうとはしない。その子の、そういう態度が分かる人たちからは謙虚であるとか、頼もしく思われ信頼される。

 いったん結ばれた人との関係は緊密になる。自分がしなければならない役割をよくわきまえて振る舞うからお互いの関係はぐらつかない。

 役割を果たすために自分を統制する

 人との関係でも、物や仕事との関係でも、自分からその関係の発展をはばむようなことはしない。そういう態度を「責任感がある」といわれる。

 責任感のある子は、責任が果たせるように自分を統制することができる。そこに喜びさえ感じられ、苦痛にはならない。

 各自の役割をはっきりさせる

 その子の所属している集団で、その子が十分に尊重されることが必要である。集団がよくまとまっていて所属意識が強ければ、その集団成員の期待にこたえて振る舞おうとする意欲が増大する。

 家族の和やかな結合の中で、出来事が処理されていくことが大切である。もし誰かが失敗するようなことがあれば、それをみんなにとっても解決を必要とすることがらであるというように考え、各自が自分にできるだけのことをする。

 同情するとか悲しむとかいう感情的な雰囲気の中だけで失敗した人を慰め、痛手を癒すというやり方は責任感を育てるのに適していない。

 同情する気持ちは大切であるが、その事態で必要な役割を各自がとって振る舞うようにする。「私だったら、こうする事によって失敗をその先で回復する」という態度の育つようにしなければならない。

 本人以外の人が「私だったらこうする」というような助言を与えることは、失敗した人が自主的な活動をする一助にはなるが、しかし、その指示に従わねばならないように思われては、依存的な態度を育て責任感を養うことにならない。

 自主的な態度を養うこと
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 集団への所属だけでなく、自分自身のことを自分で判断し行動する自主的な活動は、責任感を育てる基礎となる。

 集団の雰囲気が気分に左右されやすい状態であって、その子に可能な仕事以上の仕事を期待するようだと、その子のすることに実質的な裏付けが欠けて、責任感が気分としてしか育たない。

 目的意識をはっきりさせる

 仕事との関係においては、計画を立てて仕事を実行することが重要である。計画がたつと、見通しを立てて約束通りに取りきめを果たしやすく、約束した当面よりも、内容的に優れた成果を上げることができる場合もある。

 目的意識をはっきりさせ、目標の選択決定を行ない、実行することが大切である。目標を達成するための手段の発見も、そのどれを選ぶのかの決断も、目的意識がはっきりしていると行ないやすい。

 しかし、始めてたてる目標は、仕事が経過すると少しずつ変化していくものである。目的意識をはっきりさせ、目標への志向性を高めるだけでなく、その時々の事態に即応した弾力性のある態度がとれなければ仕事は進行しない。

 仕事の積み重ねを大事にする。やりっ放しではいけない。し終えたことを尊重し、次の仕事への推進力となるようにする。

 責任感の尊重される社会

 責任感が育つと、人との結びつきも仕事との関係も崩れることが少ない。しかし、外的な条件その他によって崩されると、責任感のある子供は、自分の内部に原因をもとめ、しまいには、自分さえ責任をとれば事態を好転できるように思いこんでしまうことがある。

 責任感をあまり感じない人たちの中では、責任感のある人だけが関係から外されてしまうことにもなる。周りから「融通性がない」と陰口されながら、本人の実力を下回る役しか与えられない事になりかねない。

 子供に責任感を育てようとするなら、責任感のある子供の尊重される社会をつくる努力を怠ってはならない。

 責任感を育てようとするとき、ただ厳しく躾けるだけではいけない。その子を家族の一員として十分尊重し、自発的な行動ができるようにすることが重要である。

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