子供 性格 短気

子供の性格と情緒:短気
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子供 短気 原因



 短気な子

 何か気に入らないことがあると、手を握りしめ、足をバタバタさせて激しく泣きわめく子。床の上にひっくり返って、全身で不満を表現するように泣く子供。これらは幼児期によく見られる、かんが強いといわれる子供の状態である。

 幼稚園から小学校低学年の年齢では、わずかのことでカッとなり、相手に攻撃しかける子供がいる。真剣な顔つきで、心の底から怒っているのがよくわかる。
 
 これは、感情の抑制が十分に出来ないためにおこる状態で、心の未熟さを意味するものといえる。

 短気とは

 要求の満足をさまたげるものに対して、苦痛を与えてやろうとする衝動が怒りである。短気とは、このような怒りの感情が、たやすく表面に出るのを抑制できない性格をさしている。

 怒りの感情は、2歳くらいから表れる。幼児は次のようなときにおこる。

 体が自由にならないとき。
 自分のしていることに干渉されたり、したいと思うことを禁止されたとき。

 このような時には、自分の要求が満たされないので泣きわめき、怒りの感情を動作にあらわす。

 成長するにつれて、怒りを起こす原因は変わってくる。たとえば、他人の不正や、社会の不合理などに対して憤慨するようになる。

 怒りを発散させる手段も、直接的な攻撃から、しだいに間接的なものにかわっていく。

 怒りっぽい子とそうでない子

 いっぱんに、怒りを助長する条件としては、次のことがあげられる。

 疲労している。
 空腹である。
 睡眠不足である。
 からだの調子がよくない。

 しかし、これらの身体的条件が同じであっても、怒りっぽい子とそうでない子とがいる。その違いは、その子供の性格の違いからくると考えられる。

 怒りは願望の強さに比例する

 怒りは、その人も持っている強い欲望が侵害されるときにおこる。だから、そのような強い要求や願望がないときには、怒りそのものも生じない。怒りはその人の感情が過敏かどうかにもよる。正義感が強く、敏感な子供ほどおこりやすい。

 したがって、すべてに無気力で、受け身の生活をしている子供には怒りは起きない。

 容姿について冷笑されたとき、怒るのは男子よりも女子のほうが著しい。これは、容姿が美しくありたいと願う要求が、女子のほうに強いからである。
 
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 弱虫とか、憶病とかいう言葉に対する反応は、女子よりも男子のほうが著しい。これは、勇気があるという性質が、男子の望ましい性質とされており、子供もそれを自覚しているからである。

 年齢が上になるにつれて、自分の事でなくても怒るようになる。例えば、弟や妹がいじめられたり、友人が不当に扱われたときにもおこる。これは自我が拡大したことの、ひとつのしるしである。

 要求の強さからだけではない

 また、他人に触れられたくない弱みがあって、そこに触れられると、激しく怒る子供もいる。しかしこの場合でも、怒りっぽくない子は、巧みに話題をそらせるものである。

 だから短気な子と、そうでない子との区別は、体の条件や要求の強さだけではなく、他人から受けた刺激に直接的な反応を示すか、いったんそれを受けとめて、考え直すゆとりがあるかどうかにも関係している。

 体の異常を調べてみる

 短気な子供を導くには、まずその子に体の異常があるかどうかを見極めることが必要。頭痛持ちであったり、弱視、難聴であれば、それだけ心理的な安定性がくずれ、怒りやすくなるからである。

 怒ることの良し悪しを教える

 怒ってよい場合と、そうでない場合の区別を、子供によく理解させること。激しい怒りの感情を、生のままでぶつけて相手を傷つけたり、人間関係にひびを入れたりしないように、例をあげて説明したほうがよい。

 気分の転換をはかってやる

 いつもはふつうの子供であるが、ときどきいらいらした不機嫌な状態になることがある。そんなときは、疲労とか睡眠不足などの条件がなければ、抑圧されて発散されないでいる不愉快な体験があることが多い。

 気分の転換をはかるとか、専門家の手を借りて、抑圧されているものを取りのぞいてやることが望ましい。

 医師や専門家に相談する

 爆発性性格といって、ささいなことにすぐ興奮し、顔色を変え、人が変わったように怒る子がいる。このような性格は、異常性格といわれ、生まれつきのものであるという学者もある。極端な場合には、治りにくいが、まず医師や専門家に相談すること。


 
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