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幼児食 幼児の食事

幼児の食事の雰囲気のくふう

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 「大人は舌で食べるが、子どもは全身で食べる」ということばは、幼児の食事にたいする関心の大きさをよく表現しています。

 幼児の食事の目的は、栄養補給だけではありません。食事をとおして、情操教育にも役立つような食事が整えられなければなりません。

 食器の扱い方、盛り付け方(色彩)、食卓マナー、食事中の雰囲気づくりにも心を配ることを忘れてはいけません。

● 料理の色どりを考えて

 子どもは、とくに美しい色どりを好みます。人工着色をする必要はありませんが、食品の取り合わせを考えて、カラフルな食卓を整えましょう。

 ことに、赤、緑などの食品がその効果をあげます。レストランや食堂などの幼児用献立を見ますと、チェリー(さくらんぼ)やグリンピース、パセリが専門に使われていますが、赤く染められたチェリーよりも、ニンジンの自然の色、トマト、鮭のピンクなどは、切り方や使用量のバランスで、食卓を美しく飾ってくれます。
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 使用する食品の種類を豊かにし、しかも栄養的にかたよらず、四つの食品グループからとり合わせるようにすることです。

● 形にも工夫を

 幼児食は、おとなの食事の縮小版ではありません。切り方、一皿量などを小型にします。たとえば、コロッケを、1〜2口で食べられるように姫リンゴの型に小さくまとめるとか、ジャガイモに、ニンジンは1a角のさいの目に切ってクリーム煮にする、丸くくくり抜くなどのくふうが考えられます。
 
 おにぎりでも、グリンピース、ほぐした焼きたらこ、いり卵を混ぜたご飯を小さく握って、ラップに包むなど、おとなの半分以下の大きさにします。

 日ごろ、子どもの興味のある形に切ることも大切で、子どもが喜びそうなものをお母さん自身いろいろくふうしてみてください。

● 食事の雰囲気を楽しく

 食事の雰囲気作りは親の役目です。食事中は楽しく、おいしく食べさせることが大切です。遊び食いをしたり、偏食をしたりで、お母さんがあまり神経質になってしまっては、子どもの食事にたいする態度が消極的になります。

 しっかりしたマナーを子どもに要求するのは無理というもの。ある程度はおおめに見てあげてください。もちろん将来、社会生活をいとなむ上で必要な、あるていどのマナーのしつけは必要でしょう。

 しかし、子どもが楽しく食事をすすめるようでなければ意味がないのです。話題の選び方などにも注意して、楽しい雰囲気をつくってあげてください。

 <幼児に不適当な食品>

● 辛すぎるもの


 塩ざけ、つくだ煮、漬物、その他味付けの辛いものは、胃液が多く必要なので、水分不足になりやすく、また、少ないおかずで、ご飯をたくさん食べる習慣がつきやすい、という弊害があります。

● 刺激が強すぎるもの

 香辛料の強い食品はさけましょう。カレーライスはカレーを少なくして与えます。コーヒーや紅茶は与えないほうがいいでしょう。ただし、紅茶をうすめたものは2歳ごろから与えてもかまいません。ココアは1歳半ごろからだったら与えていいでしょう。

● 消化がよくないもの

 タコ、イカ、タケノコ、ゴボウなどは、消化によくないので、幼児には不向きです。

● アルコール類

 もちろんいけません。強いものですと、幼児の脳細胞がおかされ、急性アルコール中毒や脳性まひを起こすこともあります。
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 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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