知能の発達 青年期

知能の発達・青年期
得意科目と不得意科目
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中学生 得意科目



 小学校までは、どの科目の成績も平均していて、科目による成績差はあまり見られないが、中学校の時期からは得意・不得意科目があらわれてくる。いわゆる文化系の科目と理科系の科目の成績差があらわれ、読書傾向にもそれがはっきり目立つようになる。

 得意・不得意の科目が生じるのは、興味の有無、先生の魅力、試験の成績の良否、抽象の能力が整理と言語とのいずれを得意とするか、記憶学習が得意な場合と判断学習が得意な場合など、個人の知的能力の型とレベルの差によることが多い。
 
 学力の個人差

 知能の高いものは、判断力や推理力の発達のしかたも早く、低いものは発達も遅れる。したがって、知能の個人差は、青年期に入ると、判断力や推理力の優劣としてあらわれる。

 知的能力の個人差は、一般に基礎学力の差としてあらわれてくるが、文化系の科目よりも、数学・理科などの科目に目立つようになる。

 基礎的な判断学習の差は、高学年になるほどいちじるしい。1950年ころの国立大学の入試学科試験の点数を調査した結果では、文化系科目は個人差があまりないのに比べ、解析・物理などの理科系科目は個人差が大きい。

 科目の成績と科目ごとの関連性

 いわゆる暗記物といわれる社会、歴史、人文地理など科目は、成績の上で関連性が強い。

 抽象的な推理力を必要とする、代数、幾何、物理などの理科系科目も、たがいに関連性が強い。

 文化系の科目と理科系の科目との間には関連性が弱い。ただし、社会、地理、物理は両系に関係が深い。

 英語、国語および数学など基礎科目といわれるものは、他の科目との関連性が弱い。これは、他の科目とは違った、独立した基本能力が要求されるためとも思われる。

 学力の基礎能力

 アメリカのショーが、中学3年の生徒を対象にした調査や進学適性検査の結果を考えると、科目と基本能力との間には、つぎのような関係があることが分かる。

 文章理解力は作文、外国語、生物学などをはじめ、どの科目にも関連性を持つ。
 記憶力は、青年期のどの科目とも、あまり関係がない。
 国語は文章理解力のほかに帰納や演繹(えんえき)の推理力が要求される。
 初等代数や幾何には演繹推理や論理的判断力が深い関係を持っている。

 
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