子供 個性と才能

子供の個性と才能;個性の発見と誤った考え
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子供 個性の発見



 10歳以下では個性はまだ芽生え

 個性は、始めから出来上がっているものでなく、だんだん育っていくものである。10歳以下の子供では、個性の素地としての傾向性や、個性の芽生えが認められるだけで、本当の意味での個性を問題とすることのできる場合は、きわめてまれである。


 個性は測定されにくい

 ありきたりの心理検査のような手段で個性を測定することは、きわめて困難である。個性はもともと、一人ひとりに独自なものであり、人と比較すること自体が、非常に難しいものである。

 早期に発見しようとするのは無意味

 個性は、発達してくれば、自然に表れるものである。従って、個性は、まだよく発達しないうちに、周りからいじくりまわすべきものでなく、親が自分の子供の個性を早期に発見しようと焦るのは、全く意味のない、無駄なことである。

 個性を発見するのは本人自身である

 もし、誰かが個性を発見しなければならないとすれば、それは他人ではなく、まず本人自身である。しかし、それさえ、必ずいつでも必要であるとは限らない。

 子供が、自分の行為や心理に関して、行き届いた省察を加えることが出来るようになれば、ひとりでに自分の個性が確認されてくる。その結果として、個性をよりよく生かし、伸ばすことが出来るような環境や機会を自分から求めるようになるに違いない。

 親が個性の発見を焦ったり、まわりから個性をいじくりまわしたりする必要は少しもない。


 個性に関する誤った考え方

 「独自の才能」は個性ではない

 よく、個性を「独自の才能」と混同している人がいる。

 どんなに才能に恵まれていても、ほどこされた早教育が成功しても、それだけでは個性が伸びるとは限らない。それどころか、才能に振り回されて、かえって個性が失われる場合さえある。

 才能は、個性を形成する大事な要素には違いないが、才能そのものが個性なのではない。才能を生かすことのできる自分が個性なのである。

 変わり者が個性のある人ではない

 個性のある人が変わり者とみられることも多い。

 個性が強ければ、確かに、独自の生き方をする傾向が強くなる。その独自の生き方が、他の人々の生き方とひどく違えば、変わり者に見えることはある。
 
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 だが、その独自の生き方が、妥当な知恵に裏打ちされ、おのずから道理にかなっていさえすれば、変わり者でないばかりか、きわめてまともな人間として認められるはずである。まして変わり者だから個性があると考えるのはたいへんな誤りである。

 わがままや癖は個性ではない

 わがままや、癖も、個性とは違うものであり、個性の強さを表すものでもない。

 他人に受け入れられたいという欲求が強すぎると、個性は形成されにくくなるが、そういう場合、わがままが、過度の適応の要求への防波堤として、一時的に役立つことはある。しかし、わがままは、多くの場合個性に欠けていて、行動に統一が乏しく気まぐれであるために起こる。

 従って、わがままを放任しておくことは、個性の尊重には決してならない。

 気質や性格も個性でない

 気質や性格は、個性を形成する大切な要素ではあるが、そのままでは個性にならない。

 本当に発達した個性は、気質や性格を超え、それらを統制することができるものである。

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