子供 個性と才能

子供の個性と才能;創造性の伸ばし方
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子供 創造性を伸ばす



 創造性の検査

 現代の社会は、どうかすると創造性を押しつぶす働きをしがちで、創造性の高い子供が、特に不利な扱いを受けたり、そのために問題行動に走ったりする可能性が高い。

 そのような社会の圧力から、子供たちを守るために、出来る限りの方法で子供たちの創造性を見きわめておくことは大切である。そのための手段の一つとしてなら、創造性を測定するテストも役に立つ。

 創造的思考を測定するテストが、アメリカのいくつかの大学で作られており、日本の大学でも研究されている。その一例として、ミネソタ創造的思考検査の一部を紹介しよう。
 
 不完全図形
 簡単な図形に、例えばHという字をもとにして、線を描きたし、できるだけ独創的な絵にさせて、独創性と細密構成力を測定する。

 円と四角
 決められた時間内に、円が部分となる図形、正方形が部分となる図形を、できるだけ多く考えさせ、流暢性を測定する。

 質問と推量
 物語の場面を表した図形を示して、できるだけ多くの質問を考えさせ、それから、その場面の原因について、できるだけ多様な説明をさせることによって、柔軟性を測定する。

 製品改善
 例えば、イヌのおもちゃを示し、どのように改善したらもっと面白いおもちゃになるか、できるだけ独創的な考え方を出させて、柔軟性、問題への敏感性を測定する。

 その他、きわめてありふれた物の変わった用途を考えさせる問題、「人間が自由に姿を消すことができたらどうなるか」といったような、ありえないことを仮定して、その結果を考えさせる問題など、多様な問題がとりいれられている。

 創造性の高い子供の持ちやすい問題

 創造的な行動の大きな特徴は、ありきたりの考え方ややり方から脱却することである。したがって、創造性の高い子供には、人と変わった行動が多く、そのため社会生活に適応しにくくなりがちである。また、才能がかたよる傾向が強い。

 不安や疎外感を抱きやすい

 親は、自分の子供が他の子供と変わっていると、それだけで心配してしまう。教師も、自分の物差しを持っていて、それからはずれた行動は、高く評価しない。

 友だち仲間も、変わった考え方ややり方には、どうかすると、冷たい目を向ける。

 こうした環境の中で、創造性の高い子供は、自分の創造性に不安を持ったり、誰からも疎外されているという気持ちに陥ったりしがちである。

 仲間と足並みが揃わない

 創造性の高い子供は、命令、規則、賞罰など、外から与えられる動機づけよりも、好奇心、探究心など、自発的な動機づけによって行動する傾向が強い。
 
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 その結果、興が乗らないと、なかなか、物事をしようとしないし、興が乗るとやめられない。従って、学校その他の集団教育の場では、みんなの足並みを乱す「困った子供」になりがちである。

 才能にムラが多い

 創造性の高い子供は、自発的な動機づけによって行動することから、興味の向いている分野では、きわめて優れた能力を示し、そうでない分野では、能力が劣るという傾向になりがちである。

 ところが、親や教師は、すべてに優れた子供に育てようとして、「何ができるか」ではなく、「何ができないか」を問題にしがちである。そのため子供は、だんだん自信を失っていく。

 エジソンを引き合いに出すまでもなく、学問や芸術の世界できわめて創造的な仕事をやりとげた人たちの中には、幼時、才能にムラの多かった人が少なくないことを強調したい。

 子どもの創造性を育てる

 以上にあげた問題点が、そのまま創造性を育てるポイントにつながる。

 ありきたりでない考えを大切にし、励ましててやる。

 自分の才能や能力について、自信を持たせる。

 子どもが気兼ねしないで行動することができるような、自由な環境を作る。

 自由な環境の中にも、気まぐれでない安定した規律があるようにする。

 ありきたりの知識や、さしあたりの成果でなく、それを生みだす元になっている構造と論理をつかみとらせるようにする。

 子供は、一人ひとり違った能力を持っていること、それを画一化しようとしてはいけないことを、十分に認識する。

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