幼児と絵本 役割

幼児と絵本;絵本の役割
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幼児と絵本 おもちゃ



 幼児と絵本   絵本の選び方

 絵本の役割

 絵本はおもちゃである

 幼児の絵本は、読んで知識を得るという、いわゆる「本」ではなく、むしろおもちゃの一種と考えたほうがよい。知識を詰め込むという態度ではなく幼児期の遊びの一つとして、気軽な気持ちで与えたい。

 3歳児前後までの幼児にとっては、絵本は手で触ったり、ページをめくったり、立てたりする遊び道具としての意味が強い。
 
 年齢がすすんでくると、絵本で見たことをきっかけに、バラバラだった幼児の経験が整理されて、理解を深めるという役割が加わってくる。

 絵を見ることによって知識が広がるため、遊びはますます活発になる。遊びのしかたも、広がっていく。

 絵本は幼児が一人で見て楽しむというより、親と一緒に見る機会が多い。そのため、親子の結びつきを親密にする役割もある。

 絵本の好き嫌い

 幼児にも、好きな絵本と嫌いな絵本がある。どんな絵本を与えてもよいというものではない。2〜3歳の場合は、絵の題材として、自分の好きなものが書かれてさえあれば満足する。その場合、絵の描き方、上手下手は、好き嫌いを決める条件にはならない。

 4歳以上になると、反対に絵の題材で、好き嫌いが決まることは少なくなり、むしろ、絵の描き方を問題にするようになる。

 「たくさん書いてあるから」「きれいに書いてあるから」といった理由で特定の本を好む傾向が出てくる。

● 絵本の理解のしかた

 2〜3歳の場合は、描かれている絵全体をつかんで、そのテーマを理解するのは無理である。この時期では、見開き2ページ分の絵というよりは、その絵の中の、限られた一部分にしか関心が向かない。

 4歳以上になると、思考力の発達に伴い、絵全体をつかめるようになり、絵のテーマもよく理解できるようになる。

 絵本の場合は、描かれた絵の構図によっても理解のされ方が違ってくる。見開き2ページの中に、小さな絵がばらばらに配置されているような絵柄のものは、理解されにくい。

 中心になるポイントがあり、全体が一つのまとめりとして描かれている絵は、テーマが理解されやすい。

 題材は身近なものから
 
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 幼児の身近にあるものや、日常生活でよく見られるものを題材とした絵は、内容が正しく理解される。それをきっかけにして、遊びや発言が活発に広がっていく。

 年少幼児の場合は、自分の経験範囲から離れた、未知のものが題材になっている絵からは、新しい知識を獲得することは不可能に近い。

 4歳以上になると、生活経験の幅も広がり、創造力もつくため、経験の上では未知の題材であっても、かなり理解できるようになる。

 文章よりも絵が中心

 絵本の文章の効果は、絵の構成と密接な関係がある。文章なしでも内容が理解されやすい絵の場合は、文を読んでやると、いっそう理解がすすめられる。

 絵として理解されにくいものが描いてあるときには、文章を読んでやっても理解を助けることにはならない。

 子供に適した本を

 幼児にも、素質や環境によって、かなり個人差がある。子供の発育の状態によって、それに適した絵本を与えることが大切である。

 与えた絵本に興味を示さなかった時は、発達段階にあっていない証拠であり、絵本を取り替える必要がある。無理に与えても効果はない。

 絵本は楽しんで見る

 絵本にはたくさんの種類がある。幼児の絵本だからといって、無選択に与えてはならない。

 よい絵本を選び、それに親しませることは、小学校へ入学してからの読書ににもつながる問題である。絵本を見る習慣のついている子は、抵抗なく、その後の読書生活へ入りやすい。

 幼児期には絵本を楽しんで見る事が、一番大切である。そのためには、母親が一緒に見ながら、やさしく話しかけてやることが必要となる。

 1日20〜30分くらいは絵本を見る時間を持ちたい。

 絵本を中心にして子供と話し合うと、幼児の心は落ち着くし、知識や創造力を伸ばす元になる。絵本で見たことをきっかけに、幼児と一緒に遊ぶ時間が持てれば理想的である。

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