幼児の遊び

幼児の遊び;遊びは幼児の仕事
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幼児の遊び 仕事


 幼児の遊び
  幼児の遊びの発達
  体づくり
  敏しょう性を育てる
  健康に適さない遊び


 幼児期は、体も心も遊びを通して育つ時代である。幼児にとっては、遊びは生活そのものである。幼児の遊びは、たんに健康な体を作るだけではなく、経験や知識を広め、知能を身につける大切な役割を果たしている。

 幼児は遊びながら友人を作っていく。友人との遊びの中で、だんだんと社会性を身につけていく。親としては、幼児が十分に遊べるためのよい条件を整えてやることが大切である。

 遊べる環境を作ってやる

 家庭の中には、なるべく独立した子供部屋をつくってやる。それができなければ、せめて家の中に、自由に遊具を広げてもよい場所を決めてやる。

 戸外には、友だちとの遊びを活発にするため、砂場、鉄棒、腰かけブランコ、三輪車などの遊具をそろえてやる。

 庭がない場合は、近所の広場や公園に、機会を見つけては、連れ出して遊ばせることも必要である。

 遊びの機会を多くする

 「危ない」「汚い」と、幼児の遊びにいちいち親が干渉しないこと。なんでも一度は経験させることが大切である。

 友だちも親の好みで制限しない。誰とでも進んで遊べるように仕向けていく。母親の保護が過ぎるために、遊びの機会を奪われる子が多い。

 一つの遊びに偏らないように

 幼児の遊びには、いろいろな種類がある。その一つ一つが、幼児の成長には欠かせない要素を持っている。

 「うちの子は絵が好き」というように、親の判断で一方的に遊びを決めてしまわないように。遊びが偏ってきたら、すすんで他の遊びに興味と関心を起こさせるように仕向ける。

 感覚遊び─感覚の訓練のために

 ものを見て楽しむ、聞いて楽しむ、触って楽しむなど、おもに感覚器官を使って楽しむ遊びである。

 ピアノを弾いたり、音楽を聞いたり、美しい色彩の絵本を見たりして遊ぶことも、高度の感覚的要素が入っている。太鼓や木琴をたたいて遊ぶ楽器遊び、水いたずら、粘土いじりや砂いじりなども、この遊びに入る。
 
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 美しいものを見たり聞いたりするほか、物をたたいたり、水や砂に触ったりすることから、幼児の感覚はしだいに発達していく。この場合、やかましいとか、衣服が汚れるからという、子供の心を無視した理由で、この遊びを禁止しないこと。

 運動遊び─体作りのために

 ブランコ、鬼ごっこ、ボール投げなど、手足だけでなく全身を動かすことによって楽しむ遊び。

 シーソーや滑り台のように、遊具によって運動させられる遊びも、木登り、鉄棒などのように、全身を使って努力してする遊びもこれに入る。

 危険な遊びについては適当な処置が必要だが、運動遊びを「危険」一点張りでかたずけるのはよくない。

 この遊びは、幼児の体作りに一番適した遊びである。縄跳び、ボール遊びなど、母親がいっしょに遊びに参加すると、子供は喜ぶ。

 模倣遊び─社会性を伸ばすために

 先生ごっこ、お客さんごっこ、電車ごっこ、ままごとなど、大人の生活を真似た遊びが多い。真似るものはたくさんあり、幼児の遊びの半分以上は、この遊びである。

 西部劇ごっこや戦争ごっこ、チャンバラごっこなど、テレビの影響によるものや社会現象の真似も多い。母親に喜ばれない遊びも入ってくる。

 子供の真似は表面の真似にすぎないから、たとえ好ましくない遊びでも本気になって叱ることは意味がない。むしろこの遊びを通して、幼児の社会性が伸びていくことの方に注目して積極的に遊ばせたい。

 構成遊び─結果より過程に注目

 積み木や折り紙、プラモデルの組み立て、絵を描くなど、構成したり、作りだしたりする遊びのこと。幼児にとって大切なのは、作り上げた結果よりも、作り上げる過程である。

 幼児は作ったものを長く保存しようという気持ちは強くない。むしろいろいろ考えたり、やり直したりする過程に楽しみを覚えている。時には壊して見ることにさえ、喜びを感じている。

 親は出来栄えの良し悪しよりも、子供が熱中してやったかどうかを見ることのほうが大切である。

 受容遊び─知識を豊かにす

 手足や全身を使って、積極的に遊ぶのではなく、絵本やテレビを見る。お話や音楽を聴くなど、受け身の遊びである。

 この遊びは幼児の間接経験が豊かになり、自然に知識を身につけるという効果がある。

 ただ幼児本来の活動的な遊びではないため、この遊びに偏り過ぎないように注意する必要がある。
 
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