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青少年 体力 筋力

青少年の体力を育てる 筋力

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青少年の体力を育てる 筋力
 肺と心臓・神経系
 持久力と調整力
 柔軟性とタイミング
 泳力と全身の発育
 スピードと表現美
 忍耐力と機敏性

 体力は低下している

 最近、子どもの身長、体重など、体格はいちじるしく向上している。また体型も児童体型から成人体型に移行する時期が、年々早まっている。ところが、子どもの体力(運動能力)は、必ずしも体格の向上にともなって伸びていないばかりか、かえって劣っているという記録さえある。

 知育面が重視されすぎている

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 子どもの教育を大きく分けると、知育・徳育・体育の三つに分けられる。こられが同じ重みを持って進められてこそ、子どもの人間形成が円滑に行なわれる。

A ところが、最近の傾向として、進学、就職などの関係から、家庭教育の面でも、知育だけが重視されすぎているきらいがある。これは、人間としての生活に必要な他の面を見落としているといえよう。
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B 健康なからだと精神を作り上げてこそ、知能も気力も、じゅうぶんに養うことができる。「自分の能力を最大限に発揮できる、じょうぶなからだを育てる」には、体育を学校だけにまかせないで、家庭においてもからだづくりの問題を積極的に考え、いろいろな方法を取り上げる必要がある。

 からだづくりと運動
 
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 じょうぶなからだとは、病気をしないとか、健康診断を受けて異常がないというだけではない。強く、速く、正確に動いたり、動作を長く持続できるからだをいうのである。このためには、栄養、休養、睡眠とともに、運動が必要である。

 運動に必要なからだの働き

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 運動に直接関係するのは、筋肉の力(筋力)である。筋力とは、筋肉が収縮したとき発生する力をいう。

A また、長く運動を続けるためには肺(呼吸器系)と心臓(循環器系)の働きが必要となる。

B 速く、正確に、器用に動くためには、感覚器官や、神経の働きが必要である。これらの働きを強め、運動能力を高めることによって、じょうぶなからだがつくられていく。

  筋力

 運動で筋力や筋の持久力が強まる

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 筋肉の働きには二つある。一つは、筋肉が収縮したとき、最大限どれほどの力を出すことができるかによってしめされるもので、たんに筋力、または、最大筋力という。

A もう一つは、ある力をどれほど長く維持できるかによってしめされるもので、これを筋の持久力という。

B 筋力は、筋肉の横断面積に比例する。筋力は、直径0.1〜0.01ミリの多数の筋繊維が集まってできている。この筋繊維が、運動によって太くなり、強い力を出すことができるようになる。

C 筋力は、運動によって強くなるが、とくに、短時間でよいから、自分の最大筋力に近いような運動をすることによって、強化される。

D 筋の持久性を増すためには、中程度の運動を長時間続ける。これによって、筋肉の中の毛細血管が増えて、血液による酸素の供給や、エネルギー源の補給がよくなる。

 筋肉の発達

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 発達の面からいえば、児童期には、まだ筋力は未熟であって、10歳では20歳の約40%程度の強さしかない。このため、筋肉に余計な負担をかけるような運動はさけたほうがよい。

A 筋肉は、思春期以後、急激に伸び始め、18歳ころまで、めざましい伸び方をしめす。そして、24〜25歳ころには完成するとみられる。
 
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