子供 体力 持久力

青少年の体力を育てる:持久力と調整力
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子供 体力 調整力



 歩く

 足の筋肉を鍛える

 筋肉の正常な発達の基本となるのは全身運動であるが、それには、足が丈夫であることが条件となる。

 最近、児童に偏平足が増えているのは、歩くことをしないで、乗り物に乗る機会が多くなったからだとも言われている。歩くことによって、足の筋肉を鍛えることは、偏平足の予防にもなる。

 歩くことは全身の運動

 人間の体を健康に保つには、足やもものような大きな筋肉を使う運動が必要である。こうすることによって、呼吸・循環機能が高められ、それと関連して、全身の機能が向上する。

 歩くことの効果は大きく、子供の頃の歩く習慣は、子供の足腰をひとりでに強くする。

 時間と距離に気をつけて

 子供に、あまり無理な歩き方をさせるのは良くないが、足の筋肉や体の働きを高めるという意味では普段歩いているより、少し早めに歩かせるのがよい。しかし、翌日に疲れを持ち越すようではいけない。

 歩く距離も、子供の体に無理のかからない程度の散歩から、徐々に距離を伸ばすようにする。ある小学校では、子供の足を丈夫にするため、次のような試みを行ない、効果をあげている。

 1〜2年生は1〜2`bを30〜60分で
 3〜4年生は2〜3`bを30〜60分で
 5〜6年生は3〜4`bを30〜60分で

 家庭でも、この程度の距離を基準に月1〜2回のピクニックを行なうのが望ましい。


 走る

 全ての運動の基本である

 走ることは、もっとも自然な運動であり、全ての運動の基本である。速く走るためには、体を15度くらい前に傾けるとよい。

 歩く時は、地面に対して平行に力をかけるが、速く走るときには腰を下げないで、ももを高くあげて強く地面をけり、肩に力を入れないことが必要である。

 長い距離を走るには持久力が必要であり、エネルギーの消耗を少なくするために、ももをあまり高くあげないで同じ調子で走ることが大切である。

 年齢に応じた指導を

 「走る練習」と一口にいってもその指導は、決して簡単なものではなく、年齢に応じ、筋力によって違えていかなければならない。
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 小学4年頃までは、より速く、または、どれだけ長く走れるかなど、記録の向上を目標にしてはならない。長い距離を競争させるのもよくない。

 これは高学年では心臓や肺の機能が比較的発達しているが、低学年では発達が不十分であるためである。


 飛ぶ

 機敏さや巧ち性をやしなう

 飛ぶことも、いろいろな運動の基本となる。飛ぶ運動は、人間が重力に抗して行なう運動で、また、ひざ、足の関節だけでなく、全身の筋肉が、機敏によく協調しなければ飛べない。

 助走の早さが大切

 飛ぶためには、筋肉の力だけでなく助走のときのスピードが大切である。このため、走る能力の高い人は飛ぶ能力も大きい。

 また、自分の体の位置を知覚したり、動きの中で、体の平衡を保ったりする感覚器官の働きがよいことも必要である。

 しかし、子供に幼い時から、これらの条件のすべてのトレーニングを行なうことは無理である。まず、飛ぶ力をつけることが大切である。

 ゴム飛びから始める

 小学校では、飛ぶ力を年齢に応じて指導しており、1〜2年生には、ゴム飛びを使って、遊びを通して高跳び・幅跳びの訓練をする。3年生では、10bくらい助走する走り幅跳び、4〜5b助走する走り高跳びをやらせる。

 高学年になるにつれて、助走の距離を長くし、速度をつけて、はやく、高く飛ぶようにする。また、空中でもバランスをとるよう訓練する。

 恐怖心を克服させる

 高跳びの出来ないのは、失敗すると怪我をするという潜在意識が働くからである。そのため、必要以上に筋肉が緊張し、動作がぎこちなくなって、動作の調整ができず、うまく飛べない。

 これを克服させるには、安全な運動を繰り返させて自信を持たせたり、恐怖心を持たない他の子供と一緒に、運動させるのがよい。

 縄跳びで練習する

 縄跳びでも、飛ぶ力をつけるよい運動である。また、全身的な運動で、家庭で行なう運動としては最適である。
 
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 二人以上でやるゴムとびや縄跳びの場合、よく飛べない子が、ゴムやひもの持ち役にまわりがちなので注意したい。

 よく飛べない子には、練習する機会を、かえって多くするような配慮がほしい。
 



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