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特徴 |
知能 |
・ 道順や、ものをしまってある場所をよく覚えている。
・ 過去の出来事を覚えている。
・ 3個の物を見ただけで「三つ」と答えられる。
・ パズルを喜んでやる。
・ 積み木やブロックで、門・家・塔などをつくり、それに名前をつけたりする。
・ なんにでも興味をしめし、「なぜ」「どうして」という質問をさかんにする。
・ 想像力がさかんになり、空想が多くなる。
・ 空想を現実と取り違え、うそと思えることを平気で話す。
・ 絵は頭の中で思っているとおりにかく。机の脚は、見えなくても必ず4本描く。
・ 長いお話をきくことが好きになる。
・ テレビの筋書きにも興味をしめす。 |
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・ 子どもと約束したことは、かならず守ることが大切。
・ うそは頭ごなしに否定して叱ったりせず、しばらく様子を見てよい。
・ いたずらを厳しく叱ると、ごまかしのうそをつくようになる。 |
ことば |
・ ことばの数が増え、日常の会話にはことかかなくなる。
・ たいへんおしゃべりになり、悪いことばを使ったり、憎まれ口をたたくようになる。
・ 「ぼく」「わたし」をさかんに使う。
・ 赤ちゃんことばが少なくなる。
・ 過去・現在・未来をあらわすことばを使い分けることができる。 |
・ おしゃべりはうるさがらずにきいてやる。
・ 悪いことばは、成長につれて消えるから、神経質になおそうとしてはいけない。 |
感情 |
・ 感情の動揺は3歳のころよりも激しい。
・ かんしゃくを起こすこともあるが、よく言ってきかせれば理解し、納得する。
・ 泣き虫になる傾向が出てくる。
・ 泣きかたは、気に入らないことがあったり、思うようにならなかった場合に、フンフン泣く程度。
・ 色に興味をしめし、好きな色がはっきりしてくる。
・ 家庭生活の中では父母の両方といっしょにいることを楽しむが、いざとなると母親に依存する。
・ 母親が病気になると同情し、看病しようとする。
・ 気がむいたときは、弟や妹の面倒をよく見る。ことに女の子は、姉さんぶって親切をしめすことが多い。
・ 友だちとの遊びに熱中すると、弟や妹でもうるさがる。
・ 友だちと行き来して、ごっこ遊びをよくする。
・ 役割を決めて遊ぶことができるが、役割についてけんかをすることもある。
・ お化け、見慣れぬもの、暗闇などを怖がり、一人になることを恐れる。 |
・ まだ反抗期と同じようなかんしゃくを起こすのは、甘やかしが原因。
・ この時期に友だちがいないと社会性の発達が遅れ、あとから友達と遊ばせようとしてもなかなかなじめない。
・ 弱虫をなおそうとして、無理に暗やみに連れ出したりすると、恐怖心はかえって強くなる。 |