|
特徴 |
知能 |
・ 化学的な関心を持つ─動植物を観察したり、虫めがねで物を拡大して見たり、高いところから水を流して、その流れ方に関心を持ったりする。
・ 色よりも形に注意が向けられる。
・ 絵を描いても、積み木で物の形をつくっても、こまかい部分に注意がはらわれている。
・ 字を覚える子どもが多くなり、自分の名前や、簡単な絵本を読める子どもも出てくる。
・ 両親の名前、自分の住所をいうことができる。
・ 20くらいまでの数を唱えることができる。
・ 物を指さしながら正しく数えることができるのは、6歳近くで13くらいまで。 ・ 形を二つに切り分け、もとの形にして見せることができる。
・ 二つの物の違いが分かる。たとえば、「鶏とハトはどこが違うか」ときくと、違うところが二つ言える。 |
・ 科学的な質問で、親にもわからないことは「わからない」と、はっきり答える。
・ 小学校へあがる前に、自分の名前をよめるように教えておくとよい。 |
ことば |
・ 自分の思っていることがだいたい自由にいい表わせる。
・ 赤ちゃんことばはほとんどなくなり、はっきりした発音で話せるようになる。
・ 質問されたことにだけ、きちんと答えられる。 |
感情 |
・ 自我をおさえる能力が増し、泣きたい気持ちを我慢することが、だんだんできるようになる。
・ 泣く時間は短い。
・ ほかの子にからかわれると泣くことが多い。
・ 弱い友だちや、年下の子どもの面倒をよく見て、姉さんらしさ、兄さんらしさを発揮する。
・ 甘やかされて育ってきた子どもは、いたわる気持ちが乏しい。
・ 友だちが遊びに来ると、あいそをいったり、おもちゃを与えたりして、サービスにつとめる。
・ 遊びに熱中すると、指図まがしいことをいってけんかをすることがある。
・ 歌を歌いながら遊ぶことを好む。
・ あまり怖がらなくなるが、けがをすること、イヌなどの現実的なものを、怖がるようになる。 |
・ 友だちは、年上、年下でも、グループでも遊べるので機会を多くつくってやる。
・ 子どものけんかを強く叱ってはいけない。危ないときだけたしなめる程度でよい。 |