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特徴 |
知能 |
・ からだの部分の名前や、身のまわりの物の名前をどんどん覚える。
・ 「これ、なあに」という質問をさかんにする。
・ 短い、長いの区別ができる。
・ 円、三角などの形が分かり、くりぬいた板にその形をはめるテストに応じられる。
・ 三つはたくさんというというだけで、二つより一つ多いということは分からない。
・ 「あとで」「きょう」「きのう」などの区別が分かるようになり、それをことばで表現する。 |
・ 質問には、面倒がらずに答えてやる。 |
ことば |
・ ことばのなかに「てにをは」が入ってきて“3語文”を話す。
例─「ボク ジドウシャヲ ミタヨ」
・ おとなのいうことが、かなり分かる。
・ 2歳後半には、おとなの口真似が多くなり、聞きかじりのことばを間違って使うことが多い。
・ 発音には赤ちゃんことばが残る。
・ 一時的にどもることがあるが、大部分は生理的発達のアンバランスが原因。 |
・ 運動機能とともにことばが遅れていたり、よく話していた子が急に話さなくなったときは専門家の診察を受ける。
・ どもりが始まっても、ことばの訓練は禁物。子どもの話を終わりまで聞いてやる心づかいがほしい。 |
感情 |
・ 感情の起伏が激しい。「いや」ということばを連発したり、いうことをきくかと思うと、まったくきかないという状態がおこる。
・ まだ友だちの気持ちをくんで、仲良く遊ぶことはできない。同じ年齢の子どもといっしょにいても、めいめい勝手な平行遊びとなる。
・ 友だちと遊んでいても、物の取り合いから激しいけんかをすることがある。
・ 汽車・電車・トラックなどの音、お化けの話し、暗がりなどを怖がるようになる。
・ おとなから可愛がられるようなことを、すすんで求める。 |
・ なだめてもすかしても、いうことをきかないときは、知らぬふりをして取りあわないほうがよい。 |