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子どもの性格 長子の性格 |
● 総領の甚六とは 総領とは、長子のことである。甚六とは、ことわざの辞典によると、「おろかで、おうような人」とある。この場合、おろかとは、知能の面での欠陥をさしているのではない。社会生活を送る上での、適応のまずさをさしているのである。
@ 初めての子なので、両親に育児の経験がない。このため子どもに親の手がかけられすぎる。めずらしさもあって、子どもは、いじくりまわされる。 A 両親ばかりでなく、親族、知人からも、はじめての子として歓迎され、ちやほやされる。 B 親や周りの人たちからの過保護、過干渉によって、子どもは依頼心を強め、神経質にもなる。 C 依存性が強いため、すべての動作に積極性がなく、意欲的でない。だから一見おっとりした子になっていく。 ● 一人っ子の立場に立たされる @ 長子は、次の子が生まれるまでは一人っ子である。 A おとなばかりに取り囲まれ、おとなのすることばかり見ているといろいろなことを自然に覚えてしまう。 B このような環境から、ついおませな傾向が強くなる。 C 長子は、家庭での「小さな王様」として、わがままいっぱいにふるまいやすい。一人天下の生活が、長く続くほど、わがままになり、よその子からは嫌われる。 D 長子は、外ではわがままがとおせないので、よその子と遊ぼうとしない。自然、友だちのない子になっていく。 ● 弟妹にたいして模範を要求される @ 長子は、親から弟妹への模範を要求される。 A 長子の行動は、いつも年下の子の行動にも責任を持たされる。
● 自分のことは自分でやらせる @ 親は、子どもを適当に突き放すことができなくてはいけない。 A 駄々をこねたり、必要以上に親にたよるときは、きびしくたしなめる。 B 子どもは、年齢に応じて、自分のことは自分で始末できるはず。ヒントを与えながら、自力でやりとげていく習慣をつけたい。 ● 子ども同士の世界へ入れてやる @ 子どもは、子ども同士の世界で、自分の生活を持ちたがる。こうした子どもの自然な要求を満たしてやる配慮が大切である。 A これは、子ども同士の生活の中で、あまったれや、わがままな性格がときほぐされていくからである。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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