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幼児の性格 甘えっ子 |
なぜあまえっ子になるか ● あまえっ子 精神発達は正常であり、精神的にも身体的にも、自分で独立的に行動する能力がありながら、それをじゅうぶんに使おうとせず、依頼心の強い子をあまえっ子という。 ● 依頼心が強い @ あまえっ子は、親密な態度で、相手に寄りかかりながら、自分の主張を通そうとする。 A 相手の迷惑など考えないで、自分の都合のよいことを気がすむまで押し通そうとする。
● わがままである @ 指示、命令を受けたとき、自分本位に考えて、都合のよいことだけを聞く。 A 注意を受けると弁解が先に立ち、自分の誤りを認めず、よりよい方向へ進もうとする努力をしない。 B 責任を他人に押し付けるケースもしばしばみられる。 ● あまえっ子は親の態度と環境から @ 一般に、大勢のおとなの中の一人っ子、中年の夫婦から生まれた子、末っ子、からだに欠陥がある子、虚弱な子などが、あまえっ子になりやすい。 A 両親としては、甘えてはいけないといい聞かせながら、子どもがあまえるのを喜んで許している場合がある。 B そんなばあい子どもは、矛盾した親の態度に戸惑うが、やがて、あまえることが、親の関心を引く方法だと思い込む。 C 子どもが、身体的にも精神的にも正常な発達をとげ、自分の力で何でもできるようになっているのに、親がかまい過ぎると、いわゆる「よい子」でさえも、あまえっ子になってしまうおそれがある。 ● あまったれを歓迎する親の心理 @ 子どもの自主性を高めようとして、せっかく、よい環境をととのえてやりながら、いざとなると、子どものひとり立ちをひどくさびしがったり、恐れたりする親がいる。 A そういう親は、わざわざ親に寄りかかる余地を残しておいて、子どもがいつまでも同じ甘えん坊であることに満足しているのである。 B このような、間違った扱い方は、子どもが家庭にとってかけがいのない一人っ子の場合によく見られる。 ● 子どもとの接触が少ないとき @ 親よりも、よその人にひどくあまえたがる子がいる。 A 親がいそがしすぎて、子どもとじゅうぶんな接触ができないとき、また、機会はあっても、厳格すぎて子どもの気持ちを受けとめ、正しい要求を聞いてやれないときに、その傾向が生じやすい。 ● 早い機会に正しく導く @ あまえっ子は、むずかしい問題に出会ったとき、自分の力で克服しようという気構えになれない。 A 集団生活を送る場合には、いろいろな支障をきたすので、早い時期に正しく導く必要がある。 B 4〜5歳になってから、急に自主性や独立心を植え付けようとしても、なかなかできるものではない。 C そのころにはすでに、人にたよって生きていくことの安易さを、子どもはすっかり身につけてしまっている。 D おとなが正しく導こうとして、突き放すと、そういう子どもはひどく恨み、愛情を失ったかのように思い込んで、いっそう、あまえっ子の特性を発揮する。
@ 家庭内ではなかなか親と子どもの依存関係がたちきれない場合が多い。 A そのようなときは、幼稚園、保育所などに入れて、集団生活をおくらせるのが効果的。 B 能力的に正常な発達をしていれば、同年齢の集団に入ると、子どもなりに競争心を持つようになる。 C 集団生活では、おとなにたよるわけにはいかないので自分の力を発見し、それを発揮することに満足感をいだくようになる。 ● ときには専門的な治療も必要 @ あまりにも依存的な子どもは、幼稚園などの集団生活に入るのを嫌がる傾向を持っている。 A このようなときには、やむを得ないので家庭から離して、短期の治療集団に参加させてみるのも、一つの方法である。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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