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育児 母乳が出ないとき |
● 人工栄養が必要な場合 @ 母乳が出ないとき。 A 母親が病気で、母乳を飲ませることができないとき。 B 母親に勤めがあるなど、母親の都合で母乳を与えられないとき。 C 以上のような場合、育児用の粉乳や牛乳などで赤ちゃんを育てなければならない。
@ 牛乳 人工栄養の基本となるもので、母乳とは成分や質に、違いがある。市販の牛乳は、成分を調整したり、一応殺菌してあるので、安心して使える。 A 全粉乳 牛乳の成分をそのまま粉末にしたものである。全粉乳12cを湯に溶かして100ccにすると、牛乳と同じになる。 B 特殊調製粉乳 内容を母乳に近づけるように工夫した、育児用の粉乳である。牛乳の脂肪(バター)を植物油でおきかえたり、乳清を加えてタンパク質の質を消化しやすいものに変えたり、ビタミンを加えたりしてある。 ・ わが国の人工栄養の大部分が、これによっている。 C エバミルク(無糖練乳) 牛乳を濃縮したもので、エバミルク3に水4の割合で薄めると、牛乳と同じ成分になる。消化されやすく、赤ちゃんも好むが、高価なので、わが国ではほとんど使われていない。調乳のしかたは牛乳と同じである。うすめ方に気をつける。 D その他の材料 脂肪分を減らしたプレミルク、タンパク乳、牛酪乳、酸乳などは、未熟児や病気の赤ちゃん用の乳で、小児科医の指導で使う。 ● 人工栄養の添加物 @ 人工栄養では、粉乳や牛乳のような基本となる材料に、糖分や穀粉などを加えなければならない。これを添加物という。 A このごろ市販されている特殊調製粉乳には、添加物の必要はない。ただし場合によっては医師の指示により、添加物を加えることがある。 ● 添加物の種類と使い方 @ 砂糖 ほかの糖分に比べて、水に溶けやすく安価で甘みが強い。便をやわらかくする働きもある。ふつうの白砂糖でも、精製されたグラニュー糖でもよい。 A 乳糖 母乳や牛乳に含まれている糖。添加用の乳糖も市販されているが、値段が高いのが欠点。
E ハチミツ ブドウ糖・果糖がおもな成分で、ミネラル、ビタミンも少量ふくまれている。高価なうえ、扱い方が不便なので、赤ちゃん用には不向きである。 F 穀粉 米・麦などを粉末にしたもので、おもな成分はでんぷん。市販の製品には、重湯末、穀粉などがある。メーカーによって製品にそれぞれの特徴があり、使い方も違うので、注意書きをよく読むことが大切である。 ● 粉乳の選び方 @ 特殊調製粉乳 特殊調製粉乳は、加工が進んでおり、使いやすくなっている。 A どの銘柄がよいか ある製品が、とくによいということはない。どの製品を使っても、赤ちゃんの発育にかわりはない。また、とくに頭のよくなる粉乳などはない。 B 糖類の組成 乳糖やその加工物が多く入ったものは、便が多少やわらかくなる。デキストリンの多いものは反対にかたくなる。栄養はあまり変わりがなく、好みの程度。 C 使用法の違い かんに書かれてある使用法は、各社が独得の使い方をしてあるので、説明書をよく読み、なるべく小児科医の指導を受ける。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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