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子どもの遊び 子どものおもちゃ

おもちゃと一緒に遊ぶ時期



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● おもちゃと友だちのようになる


 おもちゃと一つになって、子ども自身がおもちゃの友だちのようになって遊ぶ時期です。好きなように自分で遊びますが、しかしそれはおもちゃがあって発展していく遊びです。

 このころのおもちゃ遊びでは、遊びでの活動の種類が増えてきます。その活動の性質から、おもちゃの種類分けをすることができます。

 それまでは、受容・快楽・動作などが子どもの活動の大きな部分を占めていました。それが、この時期になると、操作・競争・構成・表技(表現すること)・役技(役割をとってふるまう、たとえばごっこ遊び)・理解(絵本を見てわかるなど)その他の活動が大きな割合を占めるようになります。

 そのそれぞれの働きを伸ばすおもちゃをそろえ、遊びたいときには、いつでも遊べるようにしておきたいものです。

● おもちゃの種類と与え方

 積み木
 構成する働きが育ちます。子どもたちは「積み木」のトンネルを、いちどはくぐって成長するでしょう。

 積み木は、古くからありながら次々に新しく子どもたちに迎えられます。積み木で遊ぶ子どもの心には「かたち」が描かれます。そのかたちが手を使って積むことの中に表現されながら、また新しくかたちが心に描かれていきます。
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 このひとつながりの活動から、子どもたちは「かたちをつくる」のに必要なたくさんのことを学びます。

 積み木では、子どもたちに与えるだけでなく、遊んで面白くなるように、きっかけをつくることをしましょう。ちょっとしたはずみで、くずれて投げ出したくなるようなとき「今度はどうかな」と、また新しく積む心構えが育つようにすることが指導のしどころです。

 ままごと遊びの道具
 ままごと遊びもさかんになってくるころです。役割を取り替えて遊べるように気をつけましょう。家具や食器がおもちゃのかわりになります。

 すべり台、ブランコ、マット
 幼稚園に通う子どもたちは、すべり台ですべるだけでなく、それを使って鬼ごっこをしたり、ブランコでは、立ち乗りなども出来て活発に遊ぶでしょう。家ではこういう施設遊具を備えることがむずかしくても、たとえばマットがわりに布団を使ってでんぐり返りをするなど、からだの動きを活発にする遊びができるように心がけましょう。

 おもちゃのピアノ
 おもちゃのピアノなどもほしがるでしょう。正しい音感を育てるには、楽器を与えます。

 遊ばれている時期
 誘われて遊ぶ時期
 一緒に遊ぶ時期
 生かして遊ぶ時期


 



 
 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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