子育て応援事典 遊びによって身につけるもの-情緒的な側面 |
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子どもと遊び 美的感覚 |
情緒的側面での遊びの効果の第一は、美しいものにたいする感覚を磨くことです。美的感覚を発達させるといってよいでしょう。 美しい音楽を聞いたり、素晴らしい名画を見たり、楽しい芝居や映画を観賞したり、童話や児童文学の名作に接することによって、のぞましい情操を育てることができます。そのためには、親自身の日常生活の中に、美を求める行動がなければなりません。
第三の効果は、遊ぶことによって欲求不満や不満が解消することです。おとなでも、いらいらしていたり、なにか面白くないことがあるときに、全身を動かすような運動をしたり、夢中になって好きなことをやったりすると、気分がスーッとなるものです。 子どもでも同じです。お母さんにきつく叱られたあと、なにか買ってと頼んで駄目だと言われたあとなど、いつまでも泣いていたり、ぐずっていたりしないで、さっとあきらめて遊ぶと、いやな気分から解放されます。 遊ぶことは、子どもの精神衛生の手段にもなっているのです。 神経症の治療としての遊戯療法 幼児や児童の神経症の治療法の一つに、遊戯療法というのがあります。砂場やおもちゃがそなえつけてある遊戯室のなかで、自由に遊ばせることによって、神経症を治療する方法です。 親や大人たちの制限や禁止のないところで、自由に力いっぱい遊ぶと、不適応な行動や異常な行動が、のぞましい方向に変わるのです。 とくに、砂場に水を入れての泥んこ遊び、粘土細工、フィンガー・ペインティングなどが効果があるようです。 フィンガー・ペインティングというのは、小麦粉などでのりをつくり、ポスターカラーなどで色を付けた絵の具で大きな紙の上に絵を描くものです。指だけでなく、手のひら、腕全体を使って描くことも出来ます。 泥や粘土やのり絵の具のように、ドロドロしたものを「塗りたくる」行動が治療に役立っているといわれています。 日常生活の中の子どもの遊びにも、このような行動は含まれています。遊ぶことによって、不安や欲求不満を解消しているのです。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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