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食事のしつけ 左利き

左利きの子どもの食事



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 左利きの子どもの親のなかには、右利きになおさなければ、と思っている人も少なくないようです。その理由は、左手に鉛筆を持って書いたり、左手に箸を持って食べたりすのは、みっともないというのです。

 たしかに、9割以上の人は右利きですから、左利きの人は、みんなと反対のことをしているわけですから目立ちます。それが本当にみっともないことなのでしょうか。

 右利きの人が多いので、ドアのノブとかカギなどは右利きの人に便利に作られています。けれども、私たち生活のなかには、右手でやらなければどうにもならないということは、なに一つありません。

 野球のようなスポーツでは、明らかに左利きのほうが有利です。

● 無理になおす必要はない

 左利きはなおす必要はありません。左利きをなおす努力はたいへんなものです。右利きの人が右手にけがをして、右手がぜんぜん使えない状態を想像して下さい。

 左手に箸を持って食事をする。左手で字を書く、考えただけでもいらいらしてきます。こんなにまでして、左利きをなおさなければならないものなのでしょうか。

 これだけの努力をほかの所でしたほうが、よほど本人のためになります。左手に箸を持ち、右手に茶碗を持って食事をしてもよいではありませんか。気にする人がおかしいのです。
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● 食事のしつけの基本
● 好き嫌い
● 食事の時間と量
● 食事とテレビ
● 左利きの子ども


 



 
 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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