子育て応援事典 着衣・脱衣・清潔のしつけ |
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着衣・脱衣・清潔 着衣、脱衣 |
衣服を着たり脱いだりすることが一人でできるようになるのも、基本的習慣の一つです。小学校に入学するまでには、きちんとできあがっていないと困ります。着衣、脱衣のしつけに関連して、身だしなみのしつけ、薄着の習慣の問題もあります。 <おおよその目安>
3歳6カ月 パンツをはく。靴下をはく。 4歳 前のボタンをかける。両袖をとおす。一人で脱ぐ。 4歳6カ月 一人で前部着る。 5歳6カ月 ひもを「かたむすび」する。 繰り返しますが、この内容はおおよその目安です。これに比べて、自分の子が3か月遅れている、半年遅れていると悩まないでください。あわててしつけても意味がありません。気長にしつけていけば、そのうち必ずできるようになります。 ● 2歳前半─自発性を尊重し手助けを 2歳になると、着ているものを一人で脱ごうとします。靴下やソックスは、引っ張って遊んでいるうちに脱げることがあります。子どもにとっては新しい発見です。はかせてもはかせても、脱いでしまうことがあります。親は面倒くさがらずに、はかせることが大切です。 偶然にうまく脱げることもありますが、たいていのばあいは完全に脱げません。こんなときは、自分で脱ごうとした自発性をほめながら、手助けをしてあげましょう。 子どもは、脱ぐためのからだの動かし方がよくわからないのですから、どう動かせば脱げるのか、子どもの背後から手を添えてやると、わかりやすいようです。 また、このころから自分で靴をはけるようになります。もちろん、ブーツのように、上から足を入れる簡単な靴です。はくのがやさしい靴を用意しておく必要があります。 ときには、だれの靴でもかまわずにはいてみようとします。こんなときは、頭から「いけません」と禁止するのではなく、どの靴がだれのものなのかを教える機会として利用して下さい。 自分の身につけるもの、人が身につけるものを区別するのも、着脱衣のしつけに入ります。 ● 2歳後半─機会を多く作って励ます 2歳6カ月になると、一人で着ようとしはじめます。もちろん、上手に着られるわけではありません。脱ごうとしたときと同じように、自発性をほめ、励ましながら手助けをしましょう。着脱衣が上手にできるようになるためには、着脱の機会が多ければ、それだけ早く上達します。
● 3歳後半─前うしろを理解させながら見守る 3歳6カ月には、パンツや靴下をはけるようになります。パンツのばあいは、うしろ前にはいたり、靴下のばあいは、かかとが上にくるばあいも少なくありません。こんな失敗を何回も繰り返さないと、上手にはけるようにはなりません。失敗をやさしく見守る心が必要です。 このころ、女の子だと着せ替え人形に興味を持ちます。最近の着せ替えの洋服は精巧にできていますから、お母さんも一緒に遊びながら、帽子やパンツの前うしろを理解させましょう。 ホックやボタンのかけ方を練習することも出来ます。子どもに直接こうしなさいというと、反抗するときもありますが、人形を使って指導すると、素直に受け入れることが多いようです。子どもの遊びのなかには、しつけに利用できる機会がたくさんあります。 ● 4歳前半─脱いだもののあと始末を教える 4歳になると、前のボタンはかけられるようになります。洋服の両そでに腕をとおすことができます。また、着ているものの前部を一人で脱ぐことができます。 ボタンをかけるときは、ちょっとしたコツがいります。ボタンを平らにして、穴に通すのです。子どもはなかなかこのコツが分からず、苦心惨澹するばあいが多いのです。適当な機会にコツを教えると、すぐにできるようになります。 一人で着ているものを脱ぐことができるようになったら、脱いだもののあと始末を教えましょう。シャツなどは裏返しになっていますから、親が手伝って表にかえしておきます。洗濯するものであったら、所定の場所へ入れておく習慣をつけるように。 ⇒くぼたのうけんWEBスクール 今なら無料体験実施中です! ● 4歳後半─しつけの完成期 4歳6カ月なると、一人で着られるようになり、着脱衣の習慣が完成したことになります。けれども、女の子の、ワンピースの背中のファスナーなどは手伝ってもらわないとできません。 ● ぬぎ着に便利な衣服を 着脱衣のしつけのためには、子どもが着たり脱いだりしやすいものを着せる必要があります。たとえば、ひもを「かたむすび」に結べるようになるのは、5歳6カ月です。ひもを結ばなければならない衣服は、子どもにとってたいへん着にくいものなのです。 また、食事のしつけと同じように、子どもの自発性を大切にしなければなりません。時間がかかっても、上手にできなくても、しかったり、すぐ手伝ったりせず、できるだけほめながら、自分でやる部分をだんだん増やしていくことが必要です。 親が手をかけ過ぎていると、なかなか自立できません。自立が遅れていることに気がついたら、一足飛びに全部できるようにするのではなく、できることをだんだんと増やしていくという、気の長いしつけをしていかなければなりません。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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