子育て応援事典 清潔のしつけ |
|
![]() |
|
Top > 着衣・脱衣・清潔のしつけ > 清潔のしつけ |
着衣・脱衣・清潔 清潔のしつけ |
清潔の習慣は、健康の面からも、身ぎれいにして他人に不快な思いをさせないという社会生活の面からも、幼児期につけておかなければならない大事な習慣です。 <上手にしつけをするために> ● 親が手本をしめす
● 清潔の習慣は赤ちゃん時代から 大切なことは、からだをきれいにしておくと気持ちがいいということを、子どもに実感させることです。 そのためには、赤ちゃんのときから朝起きたら顔を拭いてやる、おむつをよく取り替えてやる、少し大きくなってビスケットなどを自分で手に持つようになったら、食べる前に手を拭いてやる… というようなことをやっておかねばなりません。 ● 自立できるまでは、母親がこまめに手をかける 手や顔が汚れていたら、そのつど拭いてあげて、手を洗った後、顔を拭いたあとの気持ちの良さを体験させます。 ときには、洗う前の手のにおいと、洗ったあとの石けんの良いにおいとを比べさせたり、洗う前とあとの顔を鏡にうつして比較させるのもよいでしょう。 また、ハサミやつめきりの使用はまだ無理なうえに、子どもはつめが伸びてもあまり気にしないので、親がふだんから注意して、こまめに切ってあげましょう。これをおこたると、学齢期になっても、つめが伸びても平気でいる子どもになってしまいます。 ● しつけの行き過ぎは禁物 ただ、注意すべきは清潔の程度です。子どもは活動が激しいのですから、おとなの何倍も顔や手足が汚れるのは当然です。また不器用ですから、物をこぼしたり、ひっくり返したりして汚すことも頻繁です。 それをおとなの感覚で”汚い” ”不潔だ”と手ばかり洗わせていると、強迫神経症的な潔癖性があらわれてきます。 こんな例もあります。ある小学校の2年生の男の子は、1日に30回も手を洗うので、手が真赤になっていました。その子は、自分がトイレに行ったあとだけでなく、家族の誰かがトイレに行ってきても自分の手を洗います。 トイレの戸を開閉するときに、トイレの汚い空気が部屋に流れてきて、自分の手に触れるからというのです。その子の母親というのは、極端な潔癖性で、なんでも消毒しないと気がすまない人でした。
顔や手をまっ黒にして帰ってきたら、それはよほど面白くて充実したことをしてきたのですから、「またそんなに汚したのね!」などと、しからないことです。 ● 環境を整えてあげる たとえば、洗面所の水道の栓に手が届かなければ小さな踏み台をおくとか、タオル掛けの位置を変えるとか、それを行なうのに不便さや苦痛がないように配慮しないと、習慣はなかなか身につきません。 ● 汚れたことを母親に知らせる習慣も 清潔の習慣は少しずつ身についてきますが、その途中では、汚れたのが気になっても自分ではどうしようもないという段階があります。こんなときは、それを母親に報告するという習慣をつけさせます。 たとえば、鼻汁は4歳までは一人でうまくかめないので、出たらすぐ教えるようにさせ、そのつど拭いてやるようにします。
|
|||||||||||||||||
最適な育脳が お子さまの未来を決めます 完全母乳を応援! 【ノンカフェインタンポポ茶】 NHK教育「えいごであそぼ」の 幼児英語教材 家庭教師のノーバス 楽天家電約198万品目で ランキング第1位!「ケノン」 NHK教育 「えいごであそぼ」 から生まれた 0〜6歳児向け 英語教材! |
親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
Copyright (C) 子育て応援事典 All Rights Reserved