子育て応援事典 2歳児の絵 |
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家庭での教育 子どもの絵 |
2歳児に鉛筆やクレヨンを持たせても、口の中に入れる子は少なく、あたりかまわず手を動かし、描くというよりはぶっつけるような方法で、紙や壁、床、机などに書きなぐります。その様子を見ていますと、肩の付け根を中心にして円を描く動作で、紙にクレヨンをぶっつけるようにして線を引いています。 これを繰り返すことにより、紙にぶつかったときの反応を確かめ、腕の力と意志力のバランスを調整しているのです。 紙や机、床、壁などにぶつかったときの反射的な力の受け方と、向かって行ったときの力の出し方の大小によって、戻ってくる力の受け止め方を学んでいるのです。
線遊びと並行して、円も描くようになります。円を描いて「ママ、これニャーニャーだよ。これ、ワンワン」などというのです。自分はネコやイヌになりきって見せたり、かわいがるしぐさをしたりします。 円のそばに点や線を描くこともあります。これはイヌやネコと、子どもとが同一画面中で生活していることをあらわしており、親から受けた愛情のしめし方と、生活に必要な行為とを動物とともに学んでいると考えられます。 ● この時期に気をつけること 求められても、親が絵を描いてあげないこと 2歳児はよく「ママ、お花かいてよ」とか「自動車かいて」などといいますが、描いてやってはいけません。それは乗り物や花の形を似せて描くことだけが、絵を描くことだと思わせてはいけないからです。 また、母親に、子どもの欠点を指摘する習慣が知らず知らずにできてきているばあいには、子どもは愛の代償として「絵を描いて」という要求を出すことがありますから、絵を描いてやるよりも、子どもの能力を認めてゆとりのある愛情で包むことのほうが大切でしょう。 まず子どものお話に耳を傾けてやること、子どもは認めてもらったことで、描いたものがまた次へと進んでいくのです。 激しいタッチに口をさしはさまないこと 自動車が突っ走っているところだなどといって、紙面全体を激しいタッチでぐるぐる書きなぐることがあります。自分の感情と力を最大限に表現して、力のバランスの調整を絵をとおして学んでいるのですから、こういうばあいは何枚でも描かせていると、しだいに落ち着いてくるものです。 へいぜい母親におこられている子ほど、激しいタッチで、紙面全体を書きなぐることが多いものです。 家庭での教育 ※ 子どもの絵・製作 ● 2歳児の絵 ● 3歳児の絵 ● 4歳児の絵 ● 5歳児の絵 ● 子どもの製作 ● ねんど遊びのすすめ ● “つくり”“遊び”こわす“
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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