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どもり

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 どもりになる原因

 100人に一人ぐらいの割合でどもりの子どもがいます。
 どもりの原因については、遺伝であるとか、左利きを無理になおしたためだ、という説がありましたが、最近では、そうでないと考えられるようになりました。

 他人のどもりを真似たために、本当のどもりになってしまうということもほとんどないようです。それでは、どうしてどもりになるのでしょうか。

● 3歳児がいちばん多い


 どもりが始まるのは、統計によると3歳がいちばん多く、ついで2歳と4歳ということになっています。つまり、ことばの発達がいちばん盛んな時期に、どもりになりやすいのです。

● ことばに注意して話すのが原因

 発達が盛んな時期ですから、ときどきおかしなことばづかいもします。ちょっとどもるようなこともあります。そういうときに家のもの(とくに母親)が、どきんとして、もしかすると、うちの子はどもりなのではないかと疑います。
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 そして、「もう一度言ってごらん」とか、「お話をするときはあわてないでゆっくりいうのよ」というような注意を与えたり、また、正しく言えたときに、「きょうは上手に言えたわね」などとはげますと、子どもは、自分のことばに必要以上に気を使って話すようになってしまいます。

 こうしてどもりが始まるのだと考えられています。

● 女の子より男の子に多い
 
 女の子よりも男の子がずっとどもりが多いのです。それは、一般に男の子は女の子に比べてことばの発達が遅く、3歳ぐらいになって、からだのほうはしっかりしているのに、ことばはまだたどたどしいところがあるのを、母親がどもりの心配をはじめてしまうためだと考えられています。

 ふだんは、けっしてどもることのないおとなでも、話している声を一時的にテープに吹き込んで、ほんの一瞬遅れて耳に聞こえるようにしてやると、たいていの人がどもってしまいます。

 また、外国語を同時通訳をするときのコツは、耳では外国語だけを聞き、口は翻訳したことばを話すだけにして、自分の話していることばは決して聞こうとしないことだといいます。

 話しながら、自分の話していることばに注意をするとゴタゴタして、次の話が続かなくなってしまうのです。

 どもりをなおすには

● 万事さりげなく応対すること


 ですから、どもりをなおすには、ことばに気を使わせてはいけないのです。しかるのもいけないし、「話す前に息を大きく吸いこんで…」というような注意もいけません。

 また、そばのものがどもらないかなと心配したり、どもらずに話をすることができたとほめるのもいけません。万事さりげなくやってのけなければなりません。

 しかし、もともと、子どものことばを安心して聞き流すことができなかった、というのがどもりになった原因なのですから、さりげなくしていろといわれても、そう簡単にいくものではありません。

● 母親も一緒に専門家の治療を

 そこでなるべく早く専門家の診断を受け、その指導を受けることです。専門家は、全国各地の言語治療教室の置かれている小学校や、東京の国立聴力言語障害センター(現名称─国立障害者リハビリテーションセンター)にいます。

 どもりの子どもだけでなく、母親も子どもに接する態度を学んでいかなければなりませんので、併設の母親教室に参加することが必要でしょう。

 どもりを予防するには
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 どもりを予防するために、家の人、とくに母親は次のような注意をまもってください。

@ 家の中の雰囲気をゆったりしたものにする。

A 子どもにゆっくりと話しかける。
 
B 子どもの話をよく聞いてやる。

C ことば以外のこと(遊び、絵など)で子どもに自信を持たせる(その意味では左利きを無理になおすことはあまり良くない)。

D 3歳前後には、いいよどんだり、ことばを繰り返したりすることが、ことばの正常発達の段階としてあらわれることがある。どもりは遺伝や生理的欠陥によっておこるものではないのだという、正しい知識を持つ。

E 子どもがことばをさがしているようなときは、落ち着いてまってやり、やたらに手助けをしない。

F 子どもをその友だちや兄弟と比べたりしない。

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 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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