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性格 情緒 わがまま |
● わがままな子
● わがままとは @ 10か月くらいの赤ちゃんのすることは、わがままそのものである。親がどんなに忙しくても、お腹がすけば火がついたように泣く。いけないといっても机の上をかきまわし、大事な書類を破いたりする。自分のしたいこと、自分の要求だけを考え、他人がどう思おうが、迷惑しようが考えない。赤ちゃんは、このように、きわめて自己中心的な存在である。 A ところが、成長するにつれて、子どもは次のようなことを学んでいく。 ・ 世の中には、自分以外の人間がいるということ。 ・ 自分がしたいと思っても、してはいけないことがあって、ある場合には、自分の要求をおさえて我慢しなければならないこと。 B このように考えれば分かるように、わがままとは、幼児的な性格が大きくなっても残っている状態をいう。 C 別のことばでいえば、自分と他人、自分の立場と相手の立場の区別が、じゅうぶんにできないことをいう。子どもはなぜわがままな性格になるのだろう。 ● 親が溺愛した場合 @ わがままな子は、親に溺愛され、ほしいものは何でも与えられたり、やりたい放題のことをして育った子どもに多い。つまり、自分の要求をコントロールすることを学ぶ機会を持てなかった子どもである。 A 長男とか一人っ子、両親が年をとってから生まれた子、生まれつき体が不自由だったり、弱かったりした子などは、甘やかされて、わがままになりがちである。 ● 間違われやすいわがまま @ わがままといわれる子どもは、少なくない。しかし、わがままというのは、単純な現象ではない。まったくほかの原因から、わがままと同じような現象をしめすことがある。これをわがままと同じように扱うと、子どもを苦しめるだけに終わってしまう。たとえば、つぎのような場合である。
C このようなときには、なぜその子はこんなに愛情に飢えているのかを考えてやることが必要である。 ● 家庭から離れて生活させる @ 家庭から離れて生活すると、子どもは、自分で自分のことを始末する習慣を身につける。また、家庭以外の人たちと生活するうちに、自然に、自分の幼稚さに気づくものである。 A このような処置は、むずかしい場合もあるから、もっと身近な方法として次のようなことが考えられる。 ● 干渉しないでおいてみる @ わがままな子は、たいてい依頼心が強く、あまったれである。よくない態度を具体的に指摘しておいて、ある期間、なるべく子どもに干渉しないでおく。 A はじめは失敗を繰り返し、イライラしたり、八つ当たりしたりする。しかし、そのうちに自分の欠点に気づいて、その子の態度ががらりと変わることがある。 ● 自負心を傷つけないこと 一般にわがままな子は、自己評価が高く、自分を実際以上に見せかけようとする傾向が強い。このため、わがままな行いを叱るときでも、人前で叱ったり、友だちと比較したりして、本人のプライドを傷つけてはいけない。 ● 親の反省がほしい
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