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子供 運動機能 知能の発達 |
● 個人差が大きい もう一つは個人差が大きいということです。今度は“歩く”ということを例にとって考えてみましょう。 ある子供は9ヶ月で歩きはじめました。ところが12カ月たってやっと歩き始める子供もいます。運動機能の発達が知能の発達と密接な関係がある、という事だけしか頭の中に入っていないお母さんは、すぐ知恵遅れではないか、と心配するかもしれません。 「標準発達表」をご覧ください。一人歩き一つとっても、それができる時期には、約8ヶ月の幅があることにお気づきでしょう。 つまり、ある範囲内の遅れは全然心配ないのです。もちろん知恵遅れなどと心配する必要は、毛頭ありません。個人差の幅が実に大きいということなのです。 逆に、早い子が非常に知恵が進んでいるということは言えません。ただ活発で、元気のよい赤ちゃんだ、ということにすぎないのです。
● 乳児期は先天的なものに、幼児期は環境に影響される 乳児期の運動機能は、かなり先天的なものに左右されます。例えば、たんに首が座るとか歩くとかいうことですと、体に欠陥がない限り、いずれは出来るようになります。 ところが幼児期の運動機能を見ますと、ふだんから十分ならしておかないと、なかなかその運動ができない場合があります。 すべり台に乗るとかボールを投げる、といった動作は訓練しないと上手くできません。物を使って遊ぶという場合にも同じことが言えます。 したがって、幼児期になると、家族の方々が積極的に子供にそのような刺激を与えたかどうかによって、運動機能の発達にはかなりの差が出てきます。
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