子供 運動機能 月齢別

子供の運動機能;月齢・年齢別の発達
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子供 運動機能 年齢別



 運動機能の発達を見る場合、”いつ頃なにが出来るか”ということと、“どのくらい出来るか”という二つのことが、判断の基準になります。お母さん方が、いつも気にするのは「よその赤ちゃんの出来ることが、うちの子に出来ない」ということです。

 参考標準発達表

● 細かい動作の発達

 
 運動能力は、正常の赤ちゃんであれば、遅かれ早かれいずれは自然に身につきますが、細かい動作は”慣れる”ということが必要で、家庭での訓練の仕方によって、さらに大きな個人差が出てきます。

 ここでは、発達のおおよその様子を年齢を追って述べてみることにしましょう。

 1歳代
 大きな筋肉を使う動作の発達が主で、まだ細かい動作は無理です。そのため、歩いていてもよく転びます。しかし、リズムに合わせて体操の真似をしたり、鉄棒にぶら下がったり、すべり台から滑り降りたりすることは出来るようになります。また、物をつかむとか投げることも出来ます。

 2歳代
 同じ年齢の子供とは、まだ遊べない子供が多いのですが、行動半径が広がり、大きい子供の中に入ってその真似をしながら、運動量がしだいに増えてきます。しかし、まだ器用さを求めることは無理で、相変わらずよく転びます。

 また、両足でピョンピョン飛んだり、すべり台で遊んだり、足踏み式に階段を上がり降りすることが出来ます。

 1時間以上も歩けるようになり、かけ足もよくでき、ボールを投げるばかりでなく、足で蹴ることも出来るようになります。

 さらに、高いところから飛び降りたり、三輪車をこぐ子供も、2歳半頃から多くなってきます。

 3歳代 
 この頃になると、かなり細かい動作が可能になってきます。特にこの時期は、よく物をこわします。

 これは、手先が器用になっていく一つの過程であり、また、その物の構造などに対する探究心の表れでもあって、大いに歓迎すべきことです。

 それと同時に、箸を使って食事をしたり、積み木でトンネルや門の形を作ったり、鉛筆やクレヨンで○が書けるようになります。

 4歳代
 耐久力がついてくるうえ、集団遊びが上手にできるようになります。しかも、3歳ごろから見られた器用さが、ますます目立ってきます。ハサミを使って物を上手に切れるようになります。折り紙も上手になります。
 
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 しかし、これらは、早くから訓練しないと、この頃になってもまだ出来ない子供がいる反面、2歳代でも出来るようになる器用な子供もいます。また、2,3`くらいの距離は平気で歩けるようになります。

 5歳代
 集団の遊びの中で、運動機能は著しく発達し、体力も増大してきます。器用さもますます目立ってくるのもこの頃です。

 遊びは、この頃から男女の違いがはっきりしてくるのが普通で、女の子では室内遊び、男の子では外での遊びが多くなります。

 また、ほとんどの子供は、ハサミを使って自分の望む形のものを切ったり、絵が上手になり、折り紙もかなり細かい物まで折れるようになります。

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