子供 運動機能 遅れ |
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子供の運動機能;遅れの判断 | |
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子供 運動機能 標準発達 |
あやすと声を出して笑うのは4ヶ月頃です。おもちゃを出すと、それをにぎるというのが3ヶ月頃、自分で手を出したり、もう一方の手に持ち替えるということは5ヶ月頃になるとできるはずです。 また、周囲に対する関心も強くなる頃ですから、音がすればそちらを振り向くという動作も、たいていの赤ちゃんは出来るころです。 以上のような事が全部できるのに、5ヶ月になっても首が座らないというのは、全く心配する必要はないのです。 ところが、首も座らず、あまり周囲に関心を示さないなどという事になれば、始めて異常が疑われる訳です。 ● 体そのものに欠陥がある場合 運動機能の発達が遅れている場合、体そのものに異常があるという事も、もちろんあります。 例えば、脳性小児まひのように脳に異常がある場合、それから手や足、筋肉などに欠陥がある場合、といった二つの事が考えられます。 一般に運動機能が極端に遅れるのは、脳に問題があることが多いようです。
つまり、そういう遅れを計算しなければならないのです。このような未熟児の発達を判断する場合には、ふつう生活年齢を標準値にあてはめることが行なわれています。 生活年齢というのは、年齢を誕生から数えないで、受胎の時から数えたものです。例えば、妊娠8ヶ月で生まれた赤ちゃんの生後4ヶ月は、生活年齢でいうと12ヶ月です。これは妊娠10ヶ月で生まれた赤ちゃんの2ヶ月にあたるわけです。 したがって、未熟児で生まれた赤ちゃんでは、4ヶ月頃になっても、ふつうに生まれた赤ちゃんの4ヶ月と比較することができないのです。 しかし、未熟児だったからといって、この遅れが一生ついてまわるわけではなく、他に障害が表れない限り、小学校に入る頃までには追い付いてしまうのが普通です。
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