子供 運動機能 遅れ

子供の運動機能;遅れを取り戻すには
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子供 運動機能 過保護



 脳や体に疾患がないのに、運動機能が少し遅れている、といった場合には、発達をさまたげているなにかがあると考えていいでしょう。もちろん個人差があるということを忘れてはいけませんが、これらのことを考えながら、遅れ取り戻す方法を述べてみましょう。

● 過保護をさける

 子供にいろいろの刺激を与えるということは、育児の基本です。それを恐れて大事にし過ぎることも発達をさまたげる一つの原因になります。
 
 例えば、衣服を考えてみましょう。薄着をさせる習慣を早くからつけておくと、普通6ヶ月頃には座れるようになります。ところが、大事にするあまり、厚着をさせておきますと、8ヶ月経っても座れない事になるのです。

 運動機能の発達をさまたげるばかりか、健康の面からも良いことは一つもありません。

● 太り過ぎも大敵

 いっぱんに、やせ型の子は活発で、小回りがききます。反対に、太っている子は動きが鈍いようです。

 しかし、これらのことは生まれつきのものが多く、特に乳児期では、太り過ぎが運動機能の発達をさまたげる要因にはなりません。また将来の肥満とはあまり関係がないのです。

 ところが、幼児期の太り過ぎは注意を要します。動きが鈍く、従って運動機能の発達が遅れてきます。

原因としては、体質によるものは別にしても、栄養過多と運動不足があげられます。これがますます肥満を助長して、悪循環を招くわけです。

 これを取り除くためには、何よりも運動をさせなければなりません。過保護とも関係しますが、積極的に戸外で遊ばせることです。

 歩けるようになったら、すっかり疲れきるまで歩かせ、新しい経験をどんどん積むように仕向けましょう。

● 親はおおらかな気持ちで

 よその子と比較して、親が神経質になることは禁物です。よその子は上手く出来るけれども、うちの子はどうしても出来ないというとき、あせりを感じない訳にはいかないかもしれません。

 しかし、どんどんやらせているうちに上手くなってくるものです。たとえ下手でも、グループに入れて溶け込ませるようにしなければいけません。上手くやらせる前に、まず好きにさせることが大切です。

 
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