子供 運動機能 発達

子供の運動機能:発達
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子供 運動機能 標準


● 運動機能の特徴
● 月齢・年齢別の発達
● 運動機能の遅れ
● 遅れを取り戻すには

● 運動機能の発達

 「よその子はもう歩いているのに、うちの子はまだ歩けないんですよ」といったお母さん方の悩みは、いつの時代に絶えません。歩くという事に限らず、運動機能の発達程度はとかく気になる問題のようです。

 運動機能は、生まれつき身体の形や構造に欠陥がない限り、少しぐらいは早い遅いがあっても、両親の働きかけや周囲の人々の刺激によって、ほとんどは正常な発達をするものです。

 ところで、運動機能の発達には、いつ頃、どんなことが、どのくらいできるかということの、おおよその目安となるものがあります。これに自分の子供を当てはめてみると、ある程度判断がつきます。

 しかし、当てはめてみた結果、標準より遅れている場合どうすればよいか、家庭でできることがあるか、そのままにしておいたらどうなるか、などいろいろの心配が新たに起こってきます。
 
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● 標準発達表

運動項目 可能な年齢の幅(10〜90%) 平均
首すわり 2ヶ月0日〜4ヶ月5日 3ヶ月10日
寝返り 3ヶ月15日〜6ヶ月20日 5ヶ月0日
一人すわり 4ヶ月10日〜8ヶ月0日 6ヶ月5日
はう 5ヶ月5日〜9ヶ月0日 7ヶ月0日
つたい歩き 6ヶ月10日〜12ヶ月10日 9ヶ月15日
ひとり立ち 8ヶ月5日〜1歳3ヶ月 10ヶ月15日
一人で歩く 9ヶ月15日〜1歳5ヶ月 1歳0ヶ月
20分歩く 1歳0ヶ月〜1歳6ヶ月 1歳4ヶ月
かなりよく走る 1歳2ヶ月〜1歳10ヶ月 1歳5ヶ月
合図にあわせて走る 3歳以前〜4歳0ヶ月
二人で走る 3歳以前〜6歳半 3歳半〜4歳
ゴールまでかける 3歳以前〜4歳半 3歳0ヶ月
片手をささえられて階段を上がる 1歳1ヶ月〜1歳9ヶ月 1歳4ヶ月
手すりに片手をささえられ階段を上下する 1歳3ヶ月〜1歳11ヶ月 1歳7ヶ月
1段ごと両足をそろえて階段を上下する 1歳6ヶ月〜3歳0ヶ月 2歳4ヶ月
足を交互に出して階段を上がる 2歳0ヶ月〜3歳11ヶ月 2歳10ヶ月
高所より飛び降りる(テーブル、いすなど) 1歳3ヶ月〜2歳0ヶ月 1歳9ヶ月
両足でピョンピョン飛ぶ 1歳4ヶ月〜2歳8ヶ月 1歳11ヶ月
階段の2,3段目から飛び降りる 3歳以前〜4歳半 3歳0ヶ月
片足けんけんとび 3歳以前〜5歳 3歳半
スキップを正しくできる 3歳半〜6歳 4歳0ヶ月
物にぶら下がれる 1歳2ヶ月〜2歳6ヶ月 1歳10ヶ月
低い鉄棒で前まわり 3歳半〜8歳 6歳
三輪車のかじを取って押して歩く 1歳6ヶ月〜3歳0ヶ月 1歳10ヶ月
三輪車に乗ってこぐ 2歳0ヶ月〜3歳7ヶ月 2歳10ヶ月
補助輪つきの2輪車に乗る 2歳10ヶ月〜7歳 5歳
体操をまねてリズムに合わせて体を動かす 11ヶ月〜1歳8ヶ月 1歳3ヶ月
2組に分かれてリレーや相撲を取る 3歳9ヶ月〜7歳 5歳9ヶ月
ブランコに立って乗れる 1歳7ヶ月〜4歳0ヶ月 2歳10ヶ月
ブランコに立って自分でこぐ 3歳0ヶ月〜6歳 4歳半
ブランコをこぎながら立ったり座ったりする 3歳半〜6歳半 5歳半
ブランコに立ち乗りして高くこぐ 3歳半〜7歳 5歳半
すべり台に上がってすべる 1歳5カ月〜3歳0ヶ月 2歳0ヶ月
すべり台をあおむけですべる 3歳以前〜6歳 3歳0ヶ月
一人で縄跳び 4歳〜7歳 6歳
平均台の上で子ども同士落としっこをする 3歳半〜7歳 6歳
でんぐり返し 3歳以前〜5歳半 3歳〜3歳半

● 発達の程度を見分ける方法

 運動機能の発達の状態を見るには、まず子供の特徴をよく知ることが大切です。そして、そのうえで発達の標準と比較してみましょう。

 忘れてならないもっとも大切なことは、子供の運動機能の発達には個人差があり、標準はあくまでも“目安”であるということです。

 ある一時期に、標準と多少のずれが見られても、たいていの場合、その子はその子なりの成長過程をたどって、やがて遅れを取り戻すものなのです。

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