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核家族時代の育児

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 昭和30年代は、わが国の核家族化が急速に進んだ時代であるといわれています。核家族というのは、夫婦と未婚の子どもたちだけの、直系2世代だけで構成されている家族のことです。以前わが国では祖父母をはじめ、叔父、おばなどの同居する大家族がたくさん見られましたが、近年それが少なくなって、形式と規模の上で、欧米のような少人数の家族が多くなってきました。

 親といっしょに住みたいという人よりも、離れて時々行き来しながら生活したいという人が相対的に増えているので、核家族化の傾向は、今後もつづいていくことが予想されます。

● 教育熱心な母親が増える

 核家族化が進むと、親と子、とくに母親と子どものあいだには、つぎのような特色があらわれるようになりました。

 それは、一世帯当たりの居住面積が狭くなったことに関連して、子どもの数が少なくなり、家事の合理化の結果、時間にゆとりのできるようになった母親が、この少数の子どもの教育に多くの時間をさくようになったということです。
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 短大卒、大学卒の教養のある母親が増えましたが、社会的に活躍する機械は少なく、夫との仲は親密であっても、夫といっしょによその家族と交際する機会はそれほど多いとはいえません。

 このような状況に置かれれば、しだいに子どもの教育ということに関心がむいてきます。

● お年寄りのアドバイスがなくなった
 
 大家族であった時代には、育児の問題で姑(しゅうとめ)に相談することがよくありました。相談しなくても、姑のほうから口を出すこともありました。

 母親の思う通りの教育ができなくて、母親をなげかせることもありましたが、とにかく育児について実際の経験をもっていますし、孫の日常を知った上での適切なアドバイスがありました。

 おばあさん育ちというと、甘やかされてわがままになりがちだと、好ましくない面ばかりが強調され過ぎましたが、祖母から嫁に、母から娘に直接引き継がれていくべき生活の知恵が、途絶えてしまったという残念な面も忘れてはなりません。

● 相談相手のいない母親の不安と焦り


 ところで相談相手のいない若い母親の気持には不安と焦りがあります。世のなか全般の風潮は教育に非常に熱心です。それに刺激されて母親たちは数の少ない子どもを、よその子どもに劣らないように育てようと思います。しかし、経験の乏しさは不安を生み、その不安を解消するために育児書を読むことになります。

 こんにちのわが国ほど育児書がよく売れ、育児記事がたくさん掲載されている婦人雑誌があるところはないそうです。多くの育児書のなかには、外国からの翻訳もあります。保守的な考えの人の書いたものもあれば、革新的な立場からのものもあります。

 書く人によって、内容の違うのは当然ですが、書物という不特定で多数の人を念頭に置いているものは、内容が概して一般論になりがちです。

 ある人は子どもをしかりなさいと言います。また別の人は、子どもはなるべくしからないようにと書きます。じっさいにはしかったほうがいいばあいも、しかってはいけないばあいもあります。もっと大事なことに、しかったほうがいい子どももいますし、しかるとかえってよい効果の期待できない子どももいます。

 一つの育児書を呼んで満足が得られればいいのですが、何か物足りないことがあると、ほかの育児書を求めるようになります。

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● わが子の教育には自信と決断と見とおしが必要


 しかし、これは決して育児書のせいではありません。母親として子どもを教育するためには、自信と決断と見とおしがなければなりません。

 書かれてあることを、自分の子どもに当てはめていいかどうかの決断がつかず、よその母親の動静に敏感であっても、これが自分の教育方針であると主張する自信のない母親、さらにこのように働きかければ、この子はこうなるだろうという見とおしをもっていない母親は、しばしば不安な気持ちにおちいりやすいのです。

● 核家族の良いところ
 
 もちろん核家族にはいい面もたくさんあります。親と子ども、子ども同士の心と心の接触が非常に密接ですし、母親にとっては気兼ねをする人がいないのですから、思う通りの教育ができるということになります。

 それだけに自信をもつこと、決断すべき時に決断すること、そして自分の子どもの個性を把握したうえで、一つの見通しをもつことがいっそう望まれるのです。

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 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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