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子どもの太り過ぎ 成人病


 
子どもの太り過ぎの悪い影響

● 将来、成人病にかかりやすい


 太り過ぎの子どもが病気にかかりやすいとか、病弱だということはありません。しかし、いったん極端に太っていまうと、なかなか治りにくく、放置すれば必ず太り過ぎるおとなになり、中年すぎていろいろ悪い影響が出てきます。

 高血圧、糖尿病、心筋梗塞、肝臓病、動脈硬化などの成人病は太り過ぎの人のほうがかかりやすく、太り過ぎの人の平均寿命は短いのです。

● 消極的で劣等感を持ちやすい

 太り過ぎの害は、子どもの心理面にもあらわれてきます。太っていることを友だちからからかわれ、動作が鈍く、運動やスポーツが下手で、引っ込み思案になりがちです。

 太り過ぎの子どもの平均知能は、ふつうの子どもより悪くなく、小学校では、体育以外は、ふつうの子と差がないか、むしろすぐれている傾向があります。

 しかし、中学生になると急に成績が低下する子どもが多いのですが、これは心理的なコンプレックスや消極性が原因になっているものと考えられています。

 <太り過ぎをなおすには>

● 食事の注意

 食事療法がもっとも効果的です。

@  ご飯、パン、菓子、麺類、いも類などの糖質食品を思い切って減らします。糖分を含む飲料品もやめます。
 
A  発育が盛んなので、肉、魚、卵、牛乳、乳製品、大豆製品などタンパク質の多い食品はじゅうぶんに与えます。
 
B  バター、マヨネーズ、ラード、油などの油脂類は、ふつうに食べさせます。
 
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 食事療法を間違っておこなうと、子どもの発育をゆがめかねないこともあり、かなりの危険をともないます。必ず、医師や栄養士の指導を求めてください。

● 運動を積極的にさせる


 毎日、根気よく、規則的に行なえば効果があります。戸外で積極滝に遊ばせましょう。また、布団の上げ下ろし、部屋の掃除、買い物の手伝いなども、きびきびやるようにしつけ、積極的な生活態度を養わせることが大切です。

 太り過ぎの子どもは、少し運動をすると、すぐ息が荒くなり、耐久力がありません。これを見て、心臓に悪いと思い、運動をひかえるように勧めるお母さんもいます。しかし、太り過ぎていても、子どもは心臓に異常を起こしていることはまれですから、これは間違った考え方です。

 もちろん、すぐ苦しくなるような運動を短時間やるより、軽い運動を毎日欠かさず続けるほうが効果的です。

 子どもの太り過ぎ
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 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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