子育て応援事典 新生児期の異常ー乳を吐く・血を吐く・熱が出る |
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新生児 乳を吐く |
乳を吐く
お乳を飲んで間もなく吐いたときには、お乳がそのまま出てきますが、時間がたって吐くと、豆腐のように固まって出てきます。黄色の胆汁が混じっていることはありません。 おとなと違って、赤ちゃんの胃はとっくりのような形をしていますから、お乳を飲んだあとにからだを動かしたり、おなかを押したりすると、簡単にお乳を吐いてしまうのです。 また授乳のあとにゲップを出さないと、飲み込んだ空気が胃の出口のところにたまってしまって、お乳が腸のほうに行かないので吐いてしまいます。 授乳のたびによくゲップを出させて、そのあと、静かに寝かせておけば吐き方はずっと少なくなります。ときどき吐くことがあっても、体重の増え方は順調なのがふつうです。 ところが生まれて間もなく吐きはじめ、1日5,6回以上も吐く、お乳をやるたびに吐く、吐いたもののなかに緑色のものが混じっている、というようなときには、すぐ医師に診てもらわなければなりません。頭の病気や肺炎などの心配があります。 生まれてから1度も便が出なかったり、おなかがはってくれば、腸が詰まっている恐れがあり、手術をしなければならないことがあります。 ⇒母乳で育てたいママに大好評!【ノンカフェインタンポポ茶】 血を吐く 生まれて2,3日の赤ちゃんが、赤い血やコーヒーかすのような茶色の液を吐くことがあります。便はふつうの胎便と違って、まっ黒だったり、赤い血が混じったりします。これは赤ちゃんの胃や腸から出血しているためで、「新生児メレナ」という病気です。 生まれて数日間はどの赤ちゃんでも、ビタミンKが不足気味なのですが、とくに足りなくなると血が出やすくなってしまうのです。すぐ医師に連絡してください。 医師が到着するまでは、血で汚れた着物やシーツをそっと変えてやり、あたたかい毛布で包んで暖かくし、からだが冷えないようにします。治療にはビタミンKを注射しますが、輸血をしなければいけないこともあります。 赤ちゃんが血を吐いても、心配のないこともあります。お産のときに血を飲み込んだり、母乳を飲むときに乳くびの傷から出た血を飲み込んだときには、吐いた物の中に血が混じっています。1,2回血を吐けば、もう吐きません。これを「仮性メレナ」といいます。 熱が出る 生後3,4日目に、急に38度から39度の熱を出すことがあります。元気のよい、体重の多い赤ちゃんにときどき見られます。これは水分が不足するための発熱と考えられます。 体重がいちばん少なくなったときに熱が出ることが多く、からだのなかの水分が外へ出ていくのに、まだ母乳の出る量が少ないために水分が不足するのです。お湯や砂糖湯をじゅうぶんに飲ませてやれば、熱は間もなく下がります。 新生児はまだ体温調節がうまくできないので、温めすぎると体温が上がってしまいます。赤ちゃんを大事にするあまり、着せすぎたり、温めすぎたりする傾向がありますから注意しましょう。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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