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小学5年生 情緒 興味 社会性

小学5年生の情緒・興味・社会性



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 社会的なものへの怒りにかわる(情緒)

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 情緒の表現については、すでに4年生までに内面化の傾向をあらわしているが、この傾向は、5年生になって一段と強くなる。そして、自分の欲望、感情などをおさえることができるようになる。

A 恐れの感情は、低学年に見られたような、単純な外的、物的なものに対する恐怖ではなくなってくる。

B
 これは、子どもが経験する世界が広がっていくためで、想像的・観念的・精神的なものへの恐怖や、心配へとしだいに変っていく。

C 怒りの感情も、物的・身体的な怒りから、社会的・道徳的なことがらへの怒りにかわっていく。

D たとえば、みんなと一緒の行動をとらなかったとか、約束を守らなかったとか、弱いものをいじめたとかいうことに、怒りを感じたりする。

 興味に男女の違いが出る(興味)

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 興味の外的世界への広がりは、5年生になると、ますます大きくなってくる。

A 子どもの収集欲がピークに達するのは、10〜11歳ころといわれているが、これは、ちょうど5年生の時期にあたるわけである。

B また、理科的疑問での自然物・自然現象に対する疑問は、高学年になるにしたがって、ますます多くなっているが、自然現象に対する疑問は、5年生の時期にとくに多い。

C 子どもたち同士の話題も、社会的なことがらや知的な経験によることがらに、強い興味をしめす。
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D とくに目立つのは、男女の興味の方向が違ってくることである。学科に対する興味も、男子は理科や図画・工作を好み、女子は国語や家庭かを好むようになる。

E 読書の興味も、5年生の子どもは童話期の終わりに近づいているが、いっぽう物語期(ロビンソン期)の中にいて男子は伝記や冒険物語などに夢中になり、女子は少女小説など感傷的な読み物に、強く興味をひかれる。

 学級意識が強まる(社会性)

@ 子どもの社会生活における徒党時代は、11歳ころまでといわれる。したがって、5年生の時期は、徒党時代の最後の段階にあるといえよう。

A 子どもの友人関係は緊密になり、友だちになる条件に、尊敬または共鳴を必要とする傾向は、いっそう強まる。

B 学級活動においても、5年生になると、学級意識が強くなり、学級としてのまとまりができあがってくる。個人個人に「われわれ意識」が高まり、他のクラスと対抗するときなどは、リーダーを中心に、よく力を結集する。

C また、4年生ころに芽生え始めた教師への批判的傾向が高まり、教師に対して、合理的で公正であることへの要求が強まってくる。これと同じように、親に対しても、批判的傾向が強まってくる。

 小学5年生
  言語・数意識・記憶・思考力
  情緒・興味・社会性


 




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