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友だちと子ども 遊びの発達 |
● 一人遊びから始まる 遊びは一人遊びから始まります。乳児か自分の手をじっと見つめたり、手足をばたばたさせるのも一人遊びといってよいでしょう。 乳児になれば、絵本をながめながら、独り言をいいながらおままごとをしたり、ミニカーを動かしたり、1日の大半を一人で費やすこともめずらしくありません。 もっと大きくなっても一人遊びはあります。プラスチックモデルを作るのも、トランプ並べをやるのも一人遊びです。
三番目の段階は、集団一人遊びとよばれています。たとえば、砂場で3人の子どもが遊んでいます。ちょっと見ると3人一緒に遊んでいるようですが、注意深く観察すると、3人のあいだには何の関係もないことが分かります。 一人はシャベルで穴を掘っています。一人はトラックを動かしています。もう一人は山をつくっています。みんな勝手にしゃべっていますが、会話になっていないひとりごとです。 おなじ場所で、何人かが集まって、同じような遊びをしますが、協調とか協力は見られません。何人かが集まってそれぞれが一人遊びをしているのです。これども、他人がまったく無関係ではありません。 一人が親に呼ばれて家に帰ったりすると、残りの子どもも遊びをやめてしまいます。他人が遊んでいることが一つの刺激になって遊んでいるのです。 ● 協同遊びに進む 四番目の段階は、協同遊びです。この段階まできて、やっとおとなの言う「一緒に遊ぶ」状態があらわれます。砂場で一緒に山をつくったり、おままごとをしたり、という遊びです。 ● 組織化された遊びができる 最後に、たとえば野球のように投手、捕手、打者というように、それぞれの役割や遊びのルールがきちんと決まっている組織的な遊びができるようになります。個人差はありますが、小学校の2,3年にならないと、野球のように高度に組織化された遊びはむずかしいようです。 幼稚園の運動会でよく見かけることですが、ドンが鳴っても走りださない子、決勝点まではせっかく一番で走ってきたのに、テープの前で立ち止まってしまい、ビリになる子がいます。 そういう子の親は、わがことのように悔しがるのですが、幼稚園児にはまだ競争とか、勝つとか負けるとかはよくわかっていないのです。子どもたちは、まだ、組織的な遊びができるまでに成熟していないわけです。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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