子育て応援事典 1日入学 |
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家庭での教育 入学 |
入学以前において「1日入学」などと称するものがあります。ある特定の日に、その年、その学校に入学する子どもたち全員が登校して、校長先生などの話を聞く日です。 この1日入学のおり、小学校の先生方は、決まったように入学までの諸注意をします。だいたい次のようなことが多いようです。 @ 自分のことは自分でできるように。 A 自分のものと他人のものとの区別ができるように。 B 他人の話を注意して聞くことができるように。 C 排泄の始末、服の着脱が一人でできるように。 D 決まりが守れるように、 E わがままをせず、我慢することができるように。 これらができれば、心配はないわけです。 ● 自分の意志がはっきり言えるように
おなかが痛ければ「おなかが痛い」といい、理解できなかったときは「わかりません」とはっきり言える子どもにしておく─ということです。これがもっとも重要な点だということを知ってほしいと思います。 小学校側から見て困った子 ある地方のことわざに「シイラボ(カラばかりで実のないもみ)というのがあります。中身がないのに知ったかぶりをする、というほどの意味に使われているようです。 このごろは、数なども200までお経を読むように数えられる、かなも漢字もよく書ける、という子が新入生の中に見られます。こういう子にとっては、一から始まる教室の学習がバカバカしくって、真剣に勉強と取り組もうという姿勢が見られません。 お母さんが、小学校の勉強の教科の面だけ考えて、就学前に読み書きに力を入れ過ぎたためでしょうか。 学校では読み書きだけでなく、子どもを全面的に発達させることを目標にして、計画が立てられているということを、よく理解してほしいのです。 また、幼稚園の習慣を学校にまで延長させている子、たとえば、幼稚園時代にボス的な存在に服従してきた子がいます。いつまでもその習慣から抜けきれず、先生の言うことよりも、ボスにひきつけられて落ち着きがなく、教室の授業を乱してしまいがちです。 幼稚園生活を脱皮して、新しい自覚を持って、学校生活の第一歩いを踏み出してほしいものです。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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