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排尿のしつけ 夜尿ぐせ

幼児の排尿のしつけ



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 しつけの目標

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 9〜10か月ころからしつけをはじめて、お誕生ころでもうまくいかないのがふつう。

A 排尿の習慣づけは、1日の回数が多く、そのうえ尿意は便意より教えにくいので、なかなかむずかしい。

B
 “おしっこ”を、そのつど教えるようになるのは2歳ころで、それまでは、たびたび失敗を繰り返す。

C 2〜3歳になれば、知らせるたびにパンツを脱がせて、一人で便所に行くように指導する。

D 排尿が完全にひとりでできるのは、3〜4歳である。

 じょうずなしつけ方

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 暑い季節では2時間おき、寒いときは1時間おきくらいに便器をあてがい根気よく繰り返す。

A 授乳・離乳食のあと1時間前後は、出る確率が多い。

B 朝、目覚めたときと、寝る前は必ずさせるように。

C 出ないときには、がっかりして見せるのもよいが、けっしてしからない。時間は5分以内に切り上げ、途中で嫌がったら、すぐやめる。成功すれば褒めてやるとよい。

D おむつを早めにとると、漏らしたときの不快感から、尿意を早くうったえるようになる。

 夜尿ぐせをなおすには
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 3歳までは、昼間は教えても夜中に目覚めて教えることはできない。夜間に、1〜2回起こしてやらないとおねしょ癖がつく。

A 3歳過ぎころから、就寝中も一人で目を覚まし、尿意を知らせる。

B 3歳過ぎても、たびたびおねしょをするときは、いちど医師に診てもらうとよい。



 しつけに適した便器

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 排便、排尿のしつけを成功させるには、赤ちゃんの使いよい便器を選ぶことが大切。

A 便器は、赤ちゃんが気持ちよく腰掛けられるものを選ぶ。

B 市販されている便器には、小判型と丸型があるが、小判型のものは日本式便器の形を真似ただけで、腰をかけるの適した形とはいえない。

C 腰かける便器は、洋式便器のように丸型のほうがよい。

D 腰かけておしりが痛い便器は、排便排尿を嫌がる原因にもなる。

E 便器にもいろいろのおもちゃがついているものがあるが、遊びながらの排便、排尿は決してよい習慣づけにはならないので、好ましくない。

 幼児のしつけ
  幼児の食事のしつけ
  幼児の排泄・排便のしつけ
  幼児の排尿のしつけ
  幼児の洗面のしつけ

  幼児の歯磨き・手洗いのしつけ

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  幼児の着衣のしつけ
  着衣のじょうずなしつけ方
  幼児の公聴心のしつけ
  幼児のほめ方・叱り方
  幼児への体罰


 



 
 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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