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幼児の着衣のしつけ



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 着衣のしつけは幼児期のうちに

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 上着、下着から、帽子、靴まで身につけるものの着脱は、すべて幼児期のうちにひとりでできるように、習慣づけたい。

A 幼児は、成長発達の段階に応じて、ソックスを引っ張って脱いだり、上着のボタンをかけたりすることに興味をしめす。
 
B
 その興味の芽生えを導きだし、育ててあげることによって、自分で切ることから順々に、着衣の習慣を身につけさせていくのが、理想的な着衣のしつけといえる。

 早すぎても遅すぎてもいけない

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 しつけは、発達段階より早すぎては無理になるし、遅すぎると子どもにやる気がなくなる。

A ちょうどよい時期を選ぶことが大切である。

B その時期を選ぶ基準として下の「いくつになったら何ができるか」の表により、幼児期の着衣に関するおおよその年齢標準を知っておきたい。

 いくつになったら何ができるか
 
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1〜2歳 帽子、ソックスなどを引っ張って脱ぐようになる。
親が脱ぐように仕向けると、喜んで脱ぐ。
2〜3歳 着物をひとりで脱ごうとする傾向が強くなり、前あきのコートなどは脱げるようになる。
2歳半過ぎると、一人で着ようとしはじめる。まわり者が手を出すと嫌がるが、まだきちんとはできない。
ソックスは2歳過ぎると一人ではける。
靴をはくことは、2歳半になるとできる。しかし短靴でかぎやボタンで止めるものにかぎられる。
3〜4歳 ボタンの掛け外しに興味を持ち、前のボタンをかけることができるようになる。後ろ、肩、わき、袖口のボタンは幼児には無理。
3歳半になると、身につけるもの全部を自分で着ようとする。
帽子をかぶることは、2歳を過ぎると自分ではじめるが、じょうずにかぶるのは3歳半過ぎ。
4〜5歳 そでをきちんと、とおすことができるようになる。
パンツは、4歳になると一人ではける。
ストッキング、タイツは4歳半になると完全にはける。
5〜6歳 一人で全部脱げるようになる。
ひもを結ぶことは、前でかたむすびなら5歳でできるが、花結びは幼児には出来ない。
6歳になると袖口のボタンも一人でかけられるようになる。
遅くても6歳までに、すべての衣類を一人で着られるようになる。

 幼児のしつけ
  幼児の食事のしつけ
  幼児の排泄・排便のしつけ
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 親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。

 



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